ブログで書きにくい2つのこと

 書くことはいっぱいあるのに筆がにぶることがある(正確には「キーボードを打つ手がにぶる」と書くべきだが)。
 1つ目ははっきりしている。それはセックスのこと。まえになんでも正直に書こうと思って「自分の」性にまつわることを書いたら妻から猛反対された。「こんなことブログに出したらあしたから表が歩けない」べつに妻のことなど書いていないのにと反論しようと思ってやめたのは「妻と夫婦をやり2人の息子もいる。まがりなりにもわたしたちは家庭をいとなんでいるのだ」という自覚が芽生えたからである。夫であるわたしが表で何をやっていようが「関係ない」では妻も息子たちも「表向き」済まされることではない。「はぁあのうちは、こうなのか」と知り合いや友人知人に好奇の目で見られてはたまったものではないだろう。
そこでわたしのセックスについて書いた記事は没にした。
 セックスはマスターベーション以外(いやマスターベーションでも顔がなくても相手があるのだが)は相手がある。自分だけのことではないのでブログで書くわけにはいかないのだ。そんなことがやっと分かるくらいにわたしはガキなのです。
 もう1つは金のこと。生活が不安定なのにブログ三昧というわけにはいかない。ここのところ「筆がにぶってきたなぁ」と感じていたのがじつは金(生活費)のせいであるとわたしはきのうやっと分かった。
 たしかにこんなことはブログでは書きにくい。
 わたしはまえに「有限会社アトリエ・キャット」が黒字であることを書いた。会社は黒字でも家計は赤字。会社が軌道に乗るまえにアトリエ・キャットが従業員(はいないが)に給料や社長と取締役に役員手当てが支給できるはずがない。これは当たり前のこと。さ、そこでわたしは在宅の患者さんの口のなかを懐中電灯で照らすアルバイトを始めたのだが……。
 「高齢者の口腔の中を覗いていると宇宙が見える」などと気の利いたことを言っていたのにわたしは若造の営業所長を怒鳴りつけて自分の方からバイトをやめた(格好悪いという自覚くらいはわたしにでもあるのですが)。するとたちまち家計に響く。そこでふくおか映画塾のたったひとりの生き残り門下生・藤川美和が登場する。この藤川に(なんと)わたしは「金がないから少し送れ」と言ってしまいいまたいへん具合の悪いことになっている。(藤川には電話の向こうで泣き出されてしまった)
 ここまで書くのがやっと。やはり金のことはブログでは書きにくい。ま、生活は押し込み強盗でもやって(嘘。そんなことはできないし、やらないが)なんとか維持するしかないので2、3日もすればまた筆が進みだすでしょう。
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by hiroto_yokoyama | 2004-09-10 10:04 | ブログ
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