番外・我が家の性教育

 わたしには2人の息子がある。上がもうすぐ28歳。下は24歳になったばかり。
 割礼という宗教儀礼・通過儀礼があるのをご存じだろうか。この儀礼は日本にない。言葉の意味は広辞苑に「陰茎包皮を環状に切りとる風習」とある。
 わたしは両親が医者。石炭から石油へとエネルギー政策が大きく転換したころの筑豊炭田で、しかも売春防止法施行以前に小学校に入学したというたいへん恵まれた環境でそだった。
 割礼に話を戻すと息子2人にはまさか泌尿器科につれて行き手術をするわけにもいかず、幼少の頃から性器の皮はむいておくようにしつけた。これが性教育の最重要事項。
 我が家に娘がいたら何を教えたか。やはり幼少のころから陰部の洗い方を指導したに違いない。ものの本によると局部を洗うのは淫売婦だけという誤った観念が江戸時代から蔓延しふつうの家庭では母親が娘に教えない、と読んだことがある。洗うことを教わっていない日本の娘たちは性器臭をまき散らしてはた迷惑この上もない。実態はいまも変わっていないはず。
 ものごころつき始める頃、息子たちには性交はこの上もなく気持のいいことだとわたしは教えた。あまりの快感にこれに流されないことが人生の要諦である、とさとしたりなどした。
 わたしは性教育に必要なことは以上2点だと思っている。他にあまり多くのことを幼い頭に詰め込もうとしない方がいいというのが持論である。
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by hiroto_yokoyama | 2010-04-26 05:36 | ブログ
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