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新聞の連載小説を読み続ける方法

 吉村昭『彰義隊』を読むためにわざわざ朝日新聞を購読しはじめたのだが心配なことがある。
 わたしはこれまで新聞に掲載される小説を第一回から終了まで、毎日読み続けることがただの1度もできなかった。家を留守にするときなど家人に切り抜いてもらうか、面倒なら新聞まるごと棄てないでおかせた。それでも数十日もすると連載小説そのものの存在まで忘れてしまうという体たらくなのだ。
 『彰義隊』についてもこれまでと同じことになるのではないか。
 おとつい(10月19日火曜日、連載の2回目)挿絵がいいな、携帯電話のカメラで撮っておこうかなどと思いつつ読んでいるとふと気がついた。人名と難しい漢字にルビがふってある。よし、人名をワープロソフトに単語登録してみよう。この作業を欠かさずやれば掲載が終わるまでこの小説を読み続けることができるのではないか。
 何とか読めるが、読み間違うかも知れない人名。
  徳川慶喜(よしのぶ)
  徳川家茂(いえもち)
 読めるか読めないか自信がない。
松平容保(かたもり)
 正直に言って読めない。
松平定敬(さだあき)
板倉勝静(かつきよ)
酒井忠惇(ただとし)
戸川安愛(やすなる)
 読むことができるが試験に出そうな漢字。
提灯(ちょうちん)の灯(ひ)
咳(せき)
 難読ではないが作者がそう読ませたいからか編集部の配慮か。
眼(め)
尊皇攘夷(じょうい)
 以上、「彰義隊〈2〉天保山 二」(朝日新聞 夕刊 3版 3面 20041019火曜日)
 ついでに前日20041018月曜日のスタート(夕刊 3版 3面)「彰義隊〈1〉天保山 一」から。
 難読ではないが作者がそう読ませたいからか編集部の配慮か。
人眼(ひとめ)
先鋒(せんぽう)
斬殺(ざんさつ)
瀕死(ひんし)
攘夷(じょうい)
 書き写しているとやはりもったいないので村上豊氏の挿絵3日分を携帯に保存した。
 さいごは「彰義隊〈3〉天保山 三」(20041020水曜日)から。
 読めない人名。
永井尚志(なおむね)
三条実愛(さねなる)
 読めるか読めないか自信がない。
  正親町(おおぎまち)
広沢兵助(真臣(さねおみ))
兵助(へいすけ、か、ひょうすけ、どちらなのだろう? 横山)
 難読ではないが作者がそう読ませたいからか編集部の配慮か。
公卿(くぎょう)
邸(やしき)
by hiroto_yokoyama | 2004-10-21 08:39 | ブログ
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