的場昭弘『マルクスだったらこう考える』(光文社新書181)を読みおえた

 わたしは本(おもに新書)を購入するときその著者を知らない場合その人の年齢を見る。書いた人がわたしの年齢より若い人なら、買うのを先のばしする。その著者にお会いしても話しがかみ合わないことが多いためだ。『マルクスだったらこう考える』の著者的場氏は1952年生まれと奥付にあった。(わたしは1948年の早生まれなので的場氏はわたしより学年で3つか4つ下)どうしようかと迷ったすえに、ええぃ、ままよとそのタイトルにひかれてわたしにしては珍しく平積みのなかから1冊を手にレジへむかった。去年の暮れだったと思う。
 タクシーで客待ちをするときカントでも読もうと思いながら果たせないでいる。司馬遼太郎の『国盗り物語』を車に持ち込んでみたりしたが話しに熱中するあまり後ろにならんだ運転手がまえに1台ぶん進めろと催促のクラクションを鳴らしてうるさい。やはりカントがいいのだろうが、歯が立ちそうにない(運転を間違う原因になりそう)。押し入れの奥に3、4ヶ月前に買ったこの本を見つけてためしにタクシーに持ち込んでみたらこれが成功。客待ちの時間(数分から70分まで)のあいだにうまく何ページか読めたのだ。というわけでタクシーが休みの日のきょう『マルクスだったらこう考える』を楽しく興味深く読みおえた。この本の末尾に
 「すべての地域の『他者』よ、団結せよ! 」
 と書いてあるが、わたしはこの本はブログにむいていそうな気がする。的場氏はブログをなさっているだろうか。もし氏がブログをなさっているならトラックバックしてみたい。『マルクスだったらこう考える』はそんな気になる内容の本です。人生になげやりでない向上心を少しおもちの方ならきっと読んで「おもしろい」とお感じになるはずです。わたしは是非みなさんに購読をお勧めします。
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by hiroto_yokoyama | 2005-04-11 18:30 | ブログ
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