北京五輪をボイコットしよう

 きょう(6月2日)の讀賣新聞33面。「北京五輪ボイコットを」という記事が興味深い。そっくりそのまま引用させていただく。「〔ロンドン=飯塚恵子〕東京都の石原慎太郎知事は1日付の英紙タイムズのインタビューで、「日本は2008年の北京五輪をボイコットすべきだ」と主張した。知事はその理由として、中国で作夏開かれたサッカー・アジアカップでの反日騒ぎを取り上げるとともに、「中国にとって北京五輪は、ヒトラー時代の1936年ベルリン五輪と同じ意義を持つ。ヒトラーは軍事力を背景に示威行動をしたもので、北京も同じ構えを目指している」と述べた。
 石原都知事のことをみなさんどう思われますか。石原氏は「しょせん作家。言わせておけばいい。彼は世の中をおもしろおかしくしたいだけで現実的なことはなにひとつ言っていないのだから」などとよもや考えてはいないでしょうね。
 『純』を撮る準備をしているころ飯能市の市議会議員の息子がスタッフとして参加していた。彼は中央大学卒業で吉本隆明氏の著作をわたし以上に読んでいた。その彼がわたしが真面目に氏の著作集(勁草書房版全15巻)を読んでいるのを見て「吉本さんってさあ革命家というよりやっぱ文学者なんだよなぁ。あんまり夢中にならないほうがいいよ」とぬかした。彼はほどなくしてわたしの前に姿をあらわさなくなった。彼は自分ではあの有名な情報誌『ぴあ』の創業メンバーの1人だと自慢していたが『純』を完成させた後知り合った『ぴあ』の矢内社長や重役の林氏に確認したら、ちゃんと件の飯能の男のことは覚えていた。
 わたしは石原都知事の北京五輪ボイコットの提案を全面的に支持する。
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by hiroto_yokoyama | 2005-06-02 15:03 | ブログ
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