栃木県馬頭町に行ってきた

 NHKのニュースに騙されて「馬頭町広重美術館」の企画展『浮世絵英雄列伝』(名前だけがカッコいい)を妻といっしょに見てきた。佐賀県伊万里市にある「黒澤明記念館」が黒澤明監督となんの関係もないのと同じように「広重美術館」の広重は馬頭町とは縁もゆかりもない(「馬頭町広重美術館」は悪名高いあの「ふるさと創生資金」ともしかしたら関係があるのかも知れない)。
 昼飯を食おうと村をうろうろしたがろくな店がない。美術館のちかくの「山川屋」(栃木県那須郡馬頭町大字馬頭101、電話0287-92-2619)というソバ屋に入った。ビール(大瓶なので600円)を頼み、妻は野菜炒め定食(650円)わたしはもりそば(500円)を注文した。野菜炒めはしょっぱくて食えたものではない。そばも赤いきつね緑のたぬきの方がよっぽどマシ。妻が伝票をみて首をかしげている。「お通しってなにかしら? 」。わたしはカッときて支払いを妻にやらせず自分で払うことにした。
 百姓の馬鹿息子面の若い店主がレジ。うれしそうに「1950円です」とぬかす。「どうしてそういう計算になる? 」とわたしが問うと「お通しが200円」と返ってきた。「お通しなんか来てねぇよ」と言うと店の奥にむかって「お通しだしてないの? 」と馬鹿息子が叫ぶ。奥から「はーい、出してませーん」という声でおわり。百姓は米つきバッタのように平謝り。「そういうのをぼったくりというのだ」と馬鹿を罵倒(「馬頭町」とかけてみました)してわたしは2000円だしておつり250円をふんだくるようにして店を出た。
 「お通し」では20代の頃からわたしは嫌な思いをしてきた。馬頭町に限らないが日本は水商売も地方もどこもかしこも貧しいね。
 『浮世絵英雄列伝』を期待してはるばる栃木県くんだりまで行ったが浮世絵は家でインターネットでゆっくり鑑賞するものだと思い知った。きょうの収穫は妻にカーナビの操作を教えられたことのみ。ちなみに広重美術館の企画展は明後19日までです。馬頭町の近所の方で見ていない人はお早めに。
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by hiroto_yokoyama | 2005-09-17 20:42 | ブログ
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