めくらのブラックジャックというのはどうだろう?

 明け方3時40分就寝。6時起床。阪神3連敗のあとの目覚めは悪い。讀賣新聞をめくると2面の「顔」欄に全盲で医師免許を取得した茨城県ひたちなか市の大里晃弘さん50(才)という記事があった。
 大里さんには申し訳ないがきょうのわたしとわたしの家族の活力源にさせてもらいました。
 北野武が『座頭市』を2、3年まえ撮った。高齢の母は弟に連れられていってわざわざ劇場で見みたらしいがわたしは二男が借りてきたDVDで見た。つまらなかった。北野武が気の毒になった。外国の映画祭は借金だらけのかわいそうな北野を救うためにほかの彼の映画に賞を与えているのかも知れない。
 ご存じのように(というのは読者へのわたしの諂(へつら)い)座頭市は原作が子母沢寛。仕込み杖を使う市という按摩がいた、という文章が彼の小説にあるらしい(わたしは未読)。
 わたしの長男は息子(わたしのこと)があとを継がなかったあわれなわたしの両親(長男からみれば父方の祖父母)のように医者になりたいと言って聞かない。ならば手塚治虫の『ブラックジャック』(わたしはこれも読んだことはない)を読ませて諦めさせようとしたがかえって火に油をそそぐようなことになった。23才にもなって受験勉強などほとんどしないくせに来年もセンター試験を受けると張りきっている。
 見出しの「めくらのブラックジャック」をかりに映画にしても座頭市どうようアングロサクソンには理解されないだろう。気味悪がられるだけではないだろうか。しかし国威発揚。日本文化を世界に広めるためには儲けは度外視して映画化してはどうだろうか。むろん監督は北野武。手塚治虫の馬鹿息子がプロデューサーをやればきっと成立すると思うのですが、どうでしょう?
 一見のひやかし読者にはわたしがなにを言いたいのかほとんど分かって貰えないだろう。常連(そんな人がいたらの話)の読者はますますわたしを不可解な愚か者と蔑むことだろう。わたしが言いたいことは国はよくぞ全盲の大里晃弘さんに医師免許をあたえたとわがニッポンを称えたいのです。欧米では絶対にあり得ない。小泉総理大臣の構造改革の大きな成果のひとつなのではないだろうか。息子はいま23才。「お前もこだわり続ければ50才までには医者になれるかも知れないぞ」と家族で朝飯を食べながら息子に讀賣新聞を読ませたしだいなのです。発泡酒2缶をのんでいい気分で勝手なことをまたまた書いてしまいましたがいつものようにおつきあい頂いて感謝感謝。
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by hiroto_yokoyama | 2005-10-26 13:50 | ブログ
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