佐藤愛子『戦いすんで日が暮れて』はとてもいい小説だ

 きのう(11月11日)タクシーの客待ちのあいだに上記タイトルの文庫(講談社文庫)を読んだ。わずか41ページなのにわたしは同書のなかに生きる希望をつかんだ。川上宗薫とおぼしき人物が登場したり日本映画学校の卒業生H.Y.のようなヘルダーリンかぶれが夫だったりしてとても身近に感じられた。ヘルダーリンかぶれと言っても何のことか分からないだろうが読めばあなたのお父さん、君の上司、貴女の夫(=わたしのいうサライ族たち56歳~58歳の一流大学の卒業生)をきっと髣髴させられますよ。
 讀賣新聞の「人生案内」欄の読者と投書する人したくなる人は全員必読。この本についてはいずれこのブログでまた書くことがきっとあると思います。
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by hiroto_yokoyama | 2005-11-12 15:40 | ブログ
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