久しぶりにSKIPシティに行ってみた

 仕事明けのきょう川口市にあるSKIPシティの責任者に会いにいった。正月に年賀状をもらって返事も書かずにいたが下心がおきたので挨拶をしておこうと考えたのだ。SKIPシティなどと言っても誰も知らないだろう。埼玉県の前の知事が「箱物行政」でとくに力をいれて作った立派な、ソフトの重要性など無視したハードオンリーの施設だ。ここで一昨年わたしは(埼玉県民だから費用が半分ですむ)『お友達になりたい』の仕上げをした。もちろんいまも大赤字施設である。
 責任者はソニーPCLからの出向社員だったらしくこの8月にソニーに戻っていなくなっていた。新任のT氏はお役人のような人なのでわたしの下心というか「悪だくみ」(さいたま市で映画塾をはじめる件)に乗ってきそうもない。『純』と『曖・昧・Me』のDVDを渡したが迷惑そうな顔をした(一月ほどしたら返してもらいに行こうと思う)。仕方なく「NHKアーカイブス」をひやかしてみた。これが予想に反してひろいもの。
 三島由紀夫、川端康成、伊藤整の鼎談を検索した。1968年10月18日に川端康成がノーベル賞を受賞した直後にたしかNHK教育テレビでオンエアされた番組。なんとちゃんと見られるではないか。日付などもちろん忘れてしまっていた。鎌倉の長谷にある川端邸でお三方はいくぶん緊張気味に話している。放送当時はもちろんわたしは川端邸など知らなかったが『眠れる美女』を撮ったとき家の隅々まで見せて頂いた。お宅で映画のパンフレット作成のため原田芳雄さんの写真を写させていただいた時のことだ。なつかしかった。
 わたしが二十歳のころ強烈に記憶に焼きついたお三方の鼎談。これがいつでも見られる。『私だけが知っている』、『私の秘密』、『お笑い三人組』など幼かったそのころ好んで見ていた番組をじっくりと見に日をあらためて閑古鳥の鳴いているこの有閑施設を訪ねることにした。
 SKIPシティはアクセスがとても悪いが定年になったサライ族が1日がかりで遊びにいける首都圏でもっともふさわしい場所としてわたしは推薦いたします。
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by hiroto_yokoyama | 2005-11-15 14:40 | ブログ
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