ふとこんなことが頭に浮かんだのでGoogleで検索してみた。
「…
戦争直後、東大法学部現役学生でありながら金融会社「光クラブ」を設立、暴利をむさぼり、時代の寵児となった山崎晃嗣という人物…」
「…
“学生社長の金融業者”としてかずかずの話題をまいていた光クラブ社長東大法学部三年山崎晃嗣(二七)=台東区浅草雷門二ノ三五=は廿五日午前零時十分ごろ中央区銀座二ノ三銀座証券保証株式会社内二階社長室で服毒自殺を遂げた…」
高木彬光の『白昼の死角』は映画にもなったので文庫本で読んだが山崎をモデルに三島由紀夫が『青の時代』を書いたことは知らなかった。保坂正康『真説 光クラブ事件』という本があるのもほんの今Googleで知った。
ヒューザーの小嶋は自殺しそうなタマではないが堀江はああ見えてもけっこう脆いかも知れない。「不正をはたらいた覚えはない」とかブログに書いているらしいがたぶん言い逃れなどではなく堀江は腹の中からそう信じているのだろう。一昨年ライブドアでブログを始めなくてこのエキサイトにしたわたしの直感はあたっていたのだ。
それにしても嫌な世の中です。