言わずと知れた小泉首相がポチなのだろう。けさ週刊ポスト3月10日号を買った。
「堀江3000万めーる」の永田代議士は〝自殺の危機〟で妻子と「ホテル同宿」という記事が読みたかった。夕方のニュースで永田がこんなことくらいで入院するなら小泉首相は「わたしは毎日入院しなければならない」とコメントしていた。あす永田と民主党の執行部が記者会見するらしいが楽しみだ。 きのう購入した鈴木眞哉・藤本正行『信長は謀略で殺されたのか 本能寺の変・謀略説を嗤う』(洋泉社、新書y149)を読了。 フロイスの光秀評(同書118ページ) 「裏切りや密会を好み、形を科するに残酷で、独裁的でもあったが、己を偽装するのに抜け目がなく、戦争においては謀略を得意とし、忍耐力に富み、計略と策謀の達人であった。また築城のことに造詣が深く、優れた建築手腕の持ち主で、選り抜かれた戦いに熟練の士を使いこなしていた」 信長と光秀は気があっていたのではないかという同書の見解がわたしには興味深い。ポチについてはポストの「ブッシュ電撃空爆作戦」を迎え撃つイランと金正日の〝核密約〟という記事の末尾にある。週刊ポストの発行元はサライ族の総本山の大手出版社。NHK、朝日、岩波、そしてこの出版社。テレビ、新聞、出版社の包囲網にブログはどう立ち向かえるのか、訳の分からないことを垂れ流す幣ブログを続けないとならない使命感にわたしは燃えている。 内田康夫『死者の木霊』(講談社文庫)をもう少しで読みおわる。産経新聞1月23日10面。「私の修業時代」で?(木偏に存、なんと読むのだろう。浅学のわたしには読めない)井千春という人が内田氏を紹介している。その初め。「なんだよ、書けもしないくせに」「いや、書けるよ」。売り言葉に買い言葉。友人との何気ない会話が、素人探偵、浅見光彦が活躍する推理小説シリーズで知られる人気作家の道に進ませることになった。とある。これを読んで内田氏の第四作『「萩原朔太郎」の亡霊』を読む気になった。氏のデビュー作『死者の木霊』はとてもおもしろいですよ。
by hiroto_yokoyama
| 2006-02-27 21:16
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