バードタクシー(仮名)でもう働きたくない

 きのう無線で配車されて浦和競馬場の正門に行った。競馬組合からの依頼なのに裏門ではなくてなぜ正門なのだろう? いぶかったがすぐにわかった。泥酔した馬券買いの男をタクシーに放り込んで始末をつけようという魂胆なのだ。
 競馬組合の職員らしき馬鹿と薄汚れたガードマンが酔っ払いを両脇からかかえわたしの運転しているタクシーに押しこむつもり。イヤな予感はだいたい当るものだ。わたしは無線センターにすぐに了解をとって急いで退出。うっかりドアをあけようものならゴミ処理とおなじでアホ職員と溝鼠ガードマンの仕事は一件落着だろうが、わたしはどうなる? 冗談ではない。 
 そんなものは乗車拒否にきまっている。ガードマンはすがるような目でわたしを見る。なにも考えたことのなさそうな職員が「別のタクシーが来てくれるのですか? 」だって。わたしはすかさず「そんなこと、知るかッ! 」と車を急発進。回送ボタンを押してはい、さようなら。タクシーを洗車してはやばやと帰宅した。
 ひとばんあけても気分がすっきりしない。タクシー運転手は馬鹿でないと勤まらない仕事だとつくづく思い知らされる。わたしにはささやかな向上心がある。これが邪魔をして馬鹿にはなれない。運転手をただちにやめるしかない。しかし雀の涙ほどの金もいまのわたしには他で稼げない。あと350日、我慢するしかない。
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by hiroto_yokoyama | 2007-03-28 05:51 | ブログ
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