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ことしのサラリーマン川柳はつまらない

 第一生命保険が14日発表した「サラリーマン川柳」の人気投票の結果をいま知った。「朝シャンをまねて中年ハゲすすむ」というのも確かサラリーマン川柳だったのではないか。夢があるというか、スケールを感じさせるというか、大らかというか、そんなものには投票せず人間がどんどん小粒になっていくのだろうか。ネットで検索してみれば分ることだがわたしなどが共感できるものは今年の結果にはほとんどない。
 山本薩夫も双葉十三郎も1910年、明治でいうと43年生まれ。双葉氏の『外国映画 ぼくのベストテン50年』を見ていて御両人が同い年だと知った。この年代の人に会うことは日常的にはまずないがやはり明治生まれは骨太い。気骨がある。本や映画でこの人たちの謦咳にせっする(変な言い方? )ことができることはとても幸せなことなのだ。
 団塊世代(とそれ以下の連中)でわたしの言うことが理解できる奴は全国で何人くらいいるのだろうか。世も末か?
by hiroto_yokoyama | 2007-05-14 20:59 | ブログ
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