わたしは見ていないが『北京の55日』という映画があった

 たしか主演はチャールトン・ヘストン。『ある明治人の記録』145ページに、
義和団からの攻撃に応戦しているとき、遠巻きにして傍観している清国正規軍が、籠城軍牽制のために射程内に近づいて来ることがあり、誤ってこれを射ってしまったことがあった。このようなときには、白旗の軍使を派遣して陳謝するなど、細かい配慮を忘れず、沈着に行動した。この柴五郎中佐の活躍は数年前、アメリカで映画化され日本にも来たが(『北京の55日』)、アメリカの日本についての認識の低さのために、日本兵がやたらに腰をかがめ頭を下げて礼をするなど、例によって低劣なものであったから、日本での公開にはカットした部分が多く、大変に不評判な映画になった。翁に対して失礼でもあり、また同事件についての認識を誤らせる点でも不届千万な作品であった。」とある。
 以下は同書140ページ。
明治三十三年、翁が北京の駐在武官であったとき北清事変(義和団の変)に遭った。そのときの沈着な行動は世界各国の賞讃を浴びたが、その詳細は翁の講演速記『北京籠城』(大山梓編・平凡社・東洋文庫)にある。
 こういうところを目にするとわたしはすぐに図書館に予約をする。もうひとつ。149ページには、
「……いわゆる「馬賊」の指導者となった人々を、日露戦においても、満州建国に際しても、また日支事変においても、日本軍はこれらを利用した揚句の果てに、報いるどころか、匪賊の名を冠して討伐したのである。その経過は、中公新書『馬賊』(渡辺龍策著)に詳しい。」とあるのでこの『馬賊』にも目を通したくなり2冊をネットで予約。便利なものだ。
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by hiroto_yokoyama | 2007-06-26 05:16 | ブログ
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