谷口克広著『信長と消えた家臣たち 失脚・粛正・謀反』(中公新書、1907)を読み終わった

 織田信長の性格について著者は「はじめに」でも書いているしおしまいの方にも繰りかえしている。同書257ページから引用させてもらう。
……欠点とはいえ、短気、気まぐれ、傲慢、残忍、他人に厳格といった性格は、いわば「陽」の欠点といえる。しかし、信長は、猜疑心が強いこと、執念深いことといった「陰」の欠点も持ち合わせていた。そうした「陰」の欠点が家臣たちに謀反を起こさせたといえるのではなかろうか
 早朝この本を読みおわってわたしはずっと考え込んでいる。短気、気まぐれ、他人に厳格、猜疑心が強い、執念深いというところはわたしにもある。見方によっては「傲慢」と取られたこともあるだろうし正直に言えば残忍なところはずっとこれまで意識的に隠してきたのだ。猜疑心が強いという点では源頼朝もそうだったようだが信長にわたしも負けてはいないのではないか。執念深いのもこの英雄を見習っているわけでもないのにわたしの場合は墓場までも地獄までも持ちつづけそうだ。
 同書「おわりに」で谷口氏は「相変わらず信長の人気は高い。」と書きはじめておられるがこれに比べて(「比べよう」と思うこと自体すでにわたしは「傲慢」なのだろう)このボクちゃんはいまや誰からも相手にされない。さびしいことだ。
 別にこのブログを読んでくださる方々の同情をかおうとしてこんなことを書くのではありません。誤解なさいませんように。どうぞ気休めのメールなど寄こしてくださいますな。(たんなるメモ代わりに記しているだけなのですョ)
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by hiroto_yokoyama | 2008-05-23 06:38 | ブログ
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