方丈記の現代語訳を読む

 何ヶ月か前、家族と食事中わたしは体から老人のにおいがし始めたことを話すと二男が加齢臭のことを教えてくれた。わたしは息子がカレーがどうしたとつじつまの合わぬことを言い出したので頭は大丈夫なのだろうかと心配したが「カレー」ではなく「加齢」と知り家庭内での話でよかったと安心したものだ。
 前置きが長くなったが鴨長明『方丈記』をひっぱりだしてせめて現代語訳でも読んでしまおうと講談社文庫をひもといた。すると「6/22金」と赤鉛筆で書いてある。古本で買ったので前の持ち主が記入したのなら嫌だからあとで修正液で消してしまおうと読み出した。ところどころに赤線など引いてあるがどうもわたし自身の筆跡のようでもある。念のため原文の最後を見るとここにも「6/22金」とある。気になりだしてパソコンで「6月22日は?年」と検索してみると何と去年ではないか。この本はずっと以前から家にある。
 去年『方丈記』を読んだのにわたしはもう忘れてしまっている。うわの空というか字面だけを追っているから簡単に忘れられるのか、それとも還暦を迎えて老境にはいったためか。カレーは好物ですが加齢は本当に嫌なものですね。
 雑誌で知ったのだが加齢臭を消すのは焼ミョウバンを薬局で買って来て2リッターの水に50グラムを溶かし一晩おいて体に振りかけるのもひとつの方法らしい。加齢をとめることはできないのでせめて臭いくらいは除去したいなどと朝からつまらぬことを考えるわたしなのであります。
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by hiroto_yokoyama | 2008-05-27 07:19 | ブログ
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