イングマール・ベルイマン監督『第七の封印』

 鳩山法相「死に神」説で思いだしたが映画『第七の封印』をわたしが見たのは高校生のときだった。この映画には本物(? )の「死に神」が出てくる。鳩山はたぶんわたしと同世代だが無教養そうなのでこの映画を見ていないだろう。映画で死に神は十字軍から帰国途中の兵士とチェスをするのだ。兵士が負ければ文句なしに命を貰う。勝てばもちろん生かされるのだろうがそんなストーリーはどうでもいい。牧師の息子であるらしいベルイマンはわたしに芸術とはこんなものだとたったこの映画1本で教えてくれた。
 世の中というか世界は広い。すごい映画監督がいるものだ。黒澤明よりこちらの方がはるかに上だ。わたしもこんな監督になりたい。真剣にそう思い身の程もわきまえずこの世界に飛び込んだ。ベルイマンは舞台の監督(としての彼の方が有名だそうだ。母国スゥエーデンでは)もやると聞いていたので蜷川幸雄が老人あいてに芝居をやると聞いて2年くらい前に稽古場まで見学に行ったことがある。
 だが、心の狭いこの男はベルイマンを目指したいというわたしのことをせせら笑うかのように「だったら人のふんどしで相撲を取ろうなどと思ってはいけない」というような目をして「忙しいのでこれで」とその場を去った。わたしは反省しきり。
 で、「死に神」で『第七の封印』を懐かしく思いだした訳なのですが見ていない高齢者の方は75歳以上とは申しません、わたしと同世代の人たちにこの映画を見ることを薦めます。さいごに朝日は嫌いだけれど鳩山「死に神」説にわたしは賛成です。わたしが鳩山なら「死に神」よばわりされたら大喜びしたと思うのです。
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by hiroto_yokoyama | 2008-06-20 22:16 | ブログ
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