明野照葉『かっぱタクシー』を読んだ

 いつのなに新聞か覚えていないのだが読書欄か文化欄かで見出しの小説のことを知った。この短篇が収録されている『澪つくし』(文藝春秋)という図書館から借りた本の返却日が過ぎているのを今朝知ってあわてて読んだ。
 68歳になる個人タクシーの運転手と痴呆症の妻の話。どこまでが現実でどこまでが嘘か判然としない不思議さが魅力。身につまされるところもあるし終わりが暗くなりがちな結末なのに妙に明るいというかホッとさせらた。この女流作家の作品をあと2つ3つすぐにでも読んでみようと考えている。
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by hiroto_yokoyama | 2008-12-17 22:12 | ブログ
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