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きのうソフトボールの試合があった

 年に1回のバードタクシー(仮名)の運転手たちのリクリエーション。わたしは運転手をはじめた年(2004年)の秋そして一昨年の春と過去2回参加している。はじめの時はガンの手術を受けてほぼ1年が経過していた。ベースランニングができる日が来るとは思わなかったので、涙が出るほど嬉しかった。おととしは組合の執行部だったので嫌々ながらの出席。
 3回目のきのうはまた格別。ホームランを打った。「本当に心筋梗塞をやったの? 」とチームの監督に何度も同じことを聞かれた。昨年はうつ病で4ヶ月も休み、暮れにはマロリーワイス症候群とかで吐血、下血。たしかに誰しもがわたしを健康だとは思っていないだろう。(それほど同僚の運転手たちに関心を持たれている訳ではないことは十分に承知している)
 他人がわたしを見ようと見まいとそんなことはどうでもいい。かかりつけのクリニックの先生はソフトボール大会のことを話すと「どうしてもアウトになりたくないので無理して走ったりする。それがよくない」と参加することにあまり賛成ではなかった。ソフトボールの最中に救急車を呼んで貰うことが念頭から離れなかった。新しい下着にしようかと考えたが買う金がない。二男に付き添わせようとしたが拒否されてしまう。こわごわバッターボックスに立ったが球がくればやはりフルスイングする。初打席は内野安打。2打席目はライナーでレフトにホームラン。風がなかったので幸いした。3打席目も左中間に速い打球がたまたま飛んだ。観客席から「どうしちゃったの? 」という声が聞こえてきた。
 もう映画を撮る体力はもどっていると確信した。あとは何を撮りたいのか。どのような方法で製作費を作るか。それだけが課題だ。わたしにしかできない、ぜったいに他の奴には真似ても撮ることができない映画をこれから本気で目指そうと腹を決めた。死ぬまでになんとか1本実現させたいものだ。
by hiroto_yokoyama | 2009-04-13 06:14 | ブログ
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