深作欣二監督のこと

 まえの記事にGT-Rと書いて深作監督のことを思い出した。監督は60歳をすぎて旧GT-Rに乗っておられたようだ。あるとき一時停止違反かなにかでお巡りさんにつかまった。お巡りさんは「おじさん、この車だれの車?」と聞いてきたそうな。歳くってGT-Rを運転しているので怪しんだのだろう。「おれのだよ」と答えるとつぎは「免許証」ときた。免許証を見せるとそのお巡りさん監督の名前を知っていたのだろう。「あ、あの『仁義なき戦い』の?」と聞いてきた。「そうだよ、それがどうかしたか」と声には出さず表情に表すと「失礼しました」と免許証をかえして違反キップも切られずにすんだらしい。「それにしてもGT-Rはクラッチが重たくてかなわん。やっぱり(運転していると)疲れる」と監督は愉快そうにわたしに話してくれたことがあった。亡くなってから何年になるだろう。
 ご子息の健太と奥様とはちょっとしたことが原因でいききがなくなってしまっているがわたしはいまでも時々深作監督の夢を見る。
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by hiroto_yokoyama | 2009-12-22 05:34 | ブログ
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