来島恒樹のこと

 ツイッターで「大隈重信の乗った馬車に爆弾を投げつけた人」と書いたが名前を思い出せなかったので人と記した。あさ飯を食ったら思い出した。福岡市にあった玄洋社社員・来島恒樹である。
 140字では誤解をまねくかも知れないので念を押したい。わたしはテロを奨励したくて書いたのではない、ということ。気にくわないからといっていま鳩山なり小沢を殺しても第2、第3のカメレオン総理や醜男幹事長が出てくるのは必定。むかしと違って人一人をやれば政治的な状況が変わるものでもない。(もし変化するなら、わたしは黙って自分ひとりで暗殺に向かうかも知れない。これは個人的に孤独に考えるべき問題。ぜったい口にすべきことではないのだ)
 福岡で映画塾なる愚行をやらかしているさいちゅう、心を洗いたくなって来島恒樹の墓参りをしたことがある。驚いたのはこのテロリストの墓がとても立派であったこと。しかもなんとあの頭山満の墓の横に同じくらいの大きさの墓石がたっているではないか。人権だけが一番、国民総白痴の現代では考えられない。
 明治時代におきた不平等条約改正(じつはさらに悪くなる「改正」と来島たちは受けとめたらしい)阻止の被害者・外務大臣大隈重信は加害者である来島を恨むどころか、そのテロ行為をすぐに許したようなことを聞いたことがある。
 数年前、大隈重信の爆弾で吹き飛ばされた脚が東大病院から佐賀に里帰りしたという記事を新聞で読んだ。ホルマリンか何かで瓶詰めされた脚を返されても困るだろうが佐賀市内の寺に保管されたようだ。わたしは『大隈重信の脚』というタイトルで映画が撮れないかとそれ以来思いつづけているのだが非力なためにいまだにシナリオにも書けないでいる。
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by hiroto_yokoyama | 2009-12-31 08:46 | ブログ
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