きょうの東京新聞の6面に
「人間」ヒトラー 向き合うドイツ
内面描く映画公開へ
という記事が出ていた。プロデューサーは『薔薇の名前』のベルント・アイヒンガー。ヒトラー役は『ベルリン天使の詩』のブルーノ・ガンツとある。ここまではいい。わたしは早くみたいと思う。しかし誰が監督したのかは報じられていない。こういうのを「画竜点睛を欠く」という。特派員の熊倉逸男さん気をつけてくださいよ。
それにしても日本国籍のない監督にサッカーのアジア・カップ日本対中国について内政干渉とも言える好き放題を書かせたり東京新聞はここのところおかしい。プロ野球の中日も優勝しそうだし(わたしは阪神タイガースファン)、東京新聞をとるのをやめて讀賣新聞(以外)にしようかな。
ひがみついでに言うと欧米では映画監督の地位は日本におけるそれと競べると遥かに高い。わたしは2度フランスへ、アメリカへ1度わたったが米仏のギャルに「ぼく映画監督」と言えば水戸黄門の印籠以上の効果があった。うっとりしたときのブルーの二十四の瞳が懐かしい(本当は12人なんてものではない)。わたしは日本で映画が撮れそうにないからハリウッドで撮るしかないのだろうか。
非現実的なことを言ってしまいました。きょうのわたしはウツです。