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松本清張『不運な名前』を読む

 題名からするとふつうの推理小説を想像するが中身は明治12年におきた藤田組贋札事件にまつわるお話。清張全集第66巻で読んだのだが活字は小さいし漢字が多いので読み終わるまでがたいへん。しかし「お勉強」になりました。
 清張さんは学歴がないのにむつかしい漢字をたくさん使う。尋常小学校高等科をでただけというコンプレックスがそうさせるのか。わたしごときはもうすぐ62歳になるのにとてもついていけない。辞書を片手にやっとおしまいまでこぎつけたというしだいなのであります。
by hiroto_yokoyama | 2010-01-23 07:31 | ブログ
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