どうもすっきりしない。毎日新聞22面に作家の高村薫さんの談話が載っている。この人の意見がいちばんわかりいい。半分くらい引用させて貰う。
……
問題は、政治資金についての感覚が、小沢(原文には「氏」とあるが横山が意図的にはぶく)
と、一般有権者とで大きくずれていることだ。
小沢(まえに同じ)
は法律にぎりぎり触れなければ潔白だ、と考えているのだろう。おそらく微妙な部分はシロとして切り抜けられると思っているのではないか。
しかし、一般有権者は「法律的にシロかクロか」ではなく、与党の幹事長が検察の事情聴取を受けるという事実自体を重大に受け止めている。個人の資金で土地を購入したのならば、陸山会を通さなくてもいいはずなのだから。このため、小沢(まえに同じ)
がいくら「潔白だ」と説明しても、国民の見る目は変わらないだろう。……
まさに高村さんの言うとおり。われわれと醜男政治屋との間のこのズレがなんともイライラしてしまう原因なのだ。テレビを見ていても外国籍のスカタン野郎が好き勝手をぬかす(フジテレビ「新報道2001」)しこのことをこれ以上考えるのは無駄だ。すぐに頭をきりかえて違うことをするにしくはない。いまやっと気がついた。