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きょうの新聞で興味を持った記事

 朝日新聞3面。社説。『ダイエー 中内さんの「敗戦」』
 同12面、13面。『プロから球児へ 伝われ、技と精神』
 きのう浦和の朝日新聞の総局か支局か知らないが、りっぱな建物の前をタクシーを運転して通った。だいぶ昔、どこかの同紙の支局が襲われて記者の方が亡くなった事件があったがあの事件はたしか迷宮入りしたはず。あまり朝日新聞の悪口を言うのは慎んだほうがいいかなと少し感傷的な気分に襲われた。
 奈良の幼児殺害犯の容疑者が逮捕されたとさきほどのNHKのニュースで知った。讀賣でも朝日でもなく毎日新聞の販売員というのがちょっとおかしい(「おかしがる」のは不謹慎という自覚はあります)。きのうはタクシーの客に「借金をことわられて人を殺した」元プロ野球の選手と同じマンションに住んでいると知らされ(わたしはその客をマンションまで送った)驚いた。圧縮陳列のせいで放火されたあの量販店からそのマンションまでは歩いていける距離。
 あの放火犯はもしかしたら幼児殺害犯のようには簡単には捕まらないかも知れない。なんとなくそんな予感がする。事件の被害者、加害者、災害の被災者たち。どれもこれも他人事ではない。あすは「わがみ」。いつ死んでもいい、などと思いつつ神さまのくださる寿命(明日か10年後かも分からないが)だけはまっとうしたいものだ。
 1日1回かならず一人っきりになる。(なられることがありがたい)そしてとりとめもないことに思考をめぐらす。これこそわたしにとっては最高の贅沢なのです。
 みなさま。どうぞよいお年をお迎えください。
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by hiroto_yokoyama | 2004-12-30 21:45 | ブログ

『関心空間』にアクセスした

 ひさしぶりにパソコンをいじっていたら関心空間というサイトにぶつかったのですぐ登録した。よく分からないが日記のようだ。日記をつける気になればこれからはここに書く。
 なんだか面白そうだ。
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by hiroto_yokoyama | 2004-12-30 12:35 | ブログ

何日か前に買った本3冊

 『天才と肉欲――ヘンリー・ミラーの世界を旅して』ノーマン・メイラー・野島秀勝訳(TBSブリタニカ定価2700円を1500円)(ニクヨクという淫靡な響きが気に入った。肉欲は英語ではなんというのだろう? どうでもいいことだがノーマン・メイラー全集もヘンリー・ミラー全集もともに新潮社からでているが、わたしはふたつとも持っている。おさっしのとおり両方とも1行も読まないまま九州の母の倉庫に眠っているはず)
 『タクシードライバー日誌』梁石日(ちくま文庫定価360円を180円)
 この本はたしか映画『月はどっちに出ている』の原作。この映画についてはちょっとした因縁話があるが、わたしの方から言えば愚かな一部のブロガーに僻んでいるととられるのがイヤなので、監督の崔がなにか言い出すまで発言しないことにする。(もったいつけて済みません)
 『小津安二郎東京グルメ案内』貴田庄(朝日文庫定価580円を290円)
 ここのところ司馬遼太郎の『国盗り物語(一)』(新潮文庫705円)を読んでいる。出自不明の斎藤道三が結婚して油売りに徹しきるところに感動したりしている。わたしもアルバイトなどではなく定年の60歳までタクシー会社の社員にならないようではつまらない人生をおくることになるのではないかなどと強迫観念に突き動かされて夜も眠れない。(わたしという人間は単細胞にできているのです)
 きょうの新聞で知ったのだが1月2日にこの『国盗り物語』がオンエアされる。わたしはタクシーに乗る日なので女房と息子たちにビデオに録らせようかと考えている。読み終わってからじっくり見させてもらってぼろくそにこきおろしてみるのも面白いかも知れない。
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by hiroto_yokoyama | 2004-12-30 02:38 | ブログ

ブログは6ヶ月タクシーは3ヶ月

 三日坊主のわたしがタクシー運転手もブログも続けられましたのは、わたしの拙文を厭きずに懲りずに読んでくださっている皆様のおかげです。
 全体訪問者数は現時点で8087名。自慢で言っているのではありません。素直なお礼の気持ちです。どうぞ、よいお年をお迎えください。
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by hiroto_yokoyama | 2004-12-26 21:41 | ブログ

桐野夏生さんの小説を読んだことがありますか?

 きのう文藝春秋の「本の話」1月号を本屋で貰ってきました。〈特集〉桐野夏生の衝撃という表紙の赤い字が目立っています。
 わたしは桐野さんの本はたしか1冊買って読みかかったのですが九州にそのまま置いています。「本の話」に『私の好きな男』というタイトルの桐野さんの文章が掲載されています。
「……小説では、いろいろな人物の、様々な感情を書かなくてはならないのですが、女である私には、男がわからなかった。デビュー当時は、自分の理想の男性像を書いていました。しかし、当の男の人たちからは、今ひとつ受けが良くない
 そうでしょう、そうでしょう。
「 先日、精神科医の斉藤環氏と対談をしたのですが、斉藤氏は、男は「所有」、女は「関係」を求める、というのです。私は、鍵を見つけて扉を開けた、という気がしました
 このすぐあとに桐野さんのセックス観がのべられています。
男は所有を求める。性関係の場合、勿論、それはセックスです。一方、女は関係を求める。恋愛をして性関係を持った以上、二人の関係はいつも濃密で変わらぬ愛情を誓い合わなくてはならない、と考える
 伊藤整ではなく谷崎潤一郎が好きというのが結びですが、わたしはなんだかはぐらかされたような感じがして目覚めが悪かった。朝日新聞のイデオロギーにはついていけないが吉村昭氏の『彰義隊』はきょうで55回。ちゃんと読み続けています。朝日の共産党か旧社会党か分からないが勉強が良くできる人が陥りがちなドグマの臭みを見ぬふりすれば本の広告が多いのがわたしには嬉しい。きょうの拾いものの記事は島田雅彦氏の『文芸時評』。冒頭高橋源一郎と山田詠美が対談で「顰蹙こそ文学」と群像で焚きつけていると島田氏は紹介している。興味のある人はあしたでも図書館でこの記事をお読みになるといいが、桐野さんが「当の男の人たちからは、今ひとつ受けが良くない」のはこの人も顰蹙をかうことを恐れているからではないだろうか?
 マラソンで銀をとって自分を「誉めてやりたい」と言った人と桐野さんの共通点はきっと自分のことを「きれい」とひそかに自負していることではないだろうか。林真理子さんはご自分のことを、どう思っていらっしゃるだろう?
 わたしは女性の作家では多分ご自分でブスだと思っていらっしゃる(違っていたらごめんなさい)かも知れない瀬戸内春美(寂聴)さんが好きです。剃髪なさってからますます素敵におなりです。おしまいに島田雅彦氏の文芸時評から引用させていただく。
 (古井由吉氏について)「…自分の存在を希薄にするような世界に対しては、おのが存在を呪いの言葉とともに刻みつけてこそ復讐(ふくしゅう。朝日新聞はこういう点が読者に親切。「小さな親切」大きなお世話。横山)になる。その意味では孤立無援は作家の勲章だ。人気者は迎合という雑務をこなすうちに凡庸化するから、どれだけ憎しみを保っていられるかの勝負になるだろう
 単純なわたしは島田氏の言葉に涙が出るほど励まされた。こんどこそぜひ氏の本をのぞいてみないとならない。
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by hiroto_yokoyama | 2004-12-22 20:16 | ブログ

わたしはドン・キホーテ浦和花月店の近くに住んでいる

 ご無沙汰しました。どうでもいいことですがわたしは有名になってしまった圧縮陳列のドン・キホーテの近く家賃10万円の一戸建て住宅に家族4人で住んでいます。
 きょう第二産業道路が開通しました。長男の運転するポンコツ車に最近無理して買ったカーナビをつんで通ってみました。ドン・キホーテまでは数百メートルです。この道路沿いには精神病院があります。さらにそこから少し離れたところに新興宗教の立派な建物が建っています。わたしはタクシーに乗る日は信者たちと精神病患者とその家族、賄い婦、医局の人たちを乗せて運んでいます。
 さてドン・キホーテですが知り合いがそこでバイトをしていました。火事になった日に気になったのはそのことでした。「とっくにやめちゃっているわよ」と妻に聞いて安心しました。けれど3人の方が亡くなってわたしは、どうしていいのか分からない。わたしの息子がそのうちの1人ならわたしはためらわずに「47歳の万引き女」を殺しに行くでしょう。だがはたしてその万引き女が犯人かどうか分からない。3人の犠牲者のご家族の方はいま何を考えたり感じたりして寒くなった年の瀬をお過ごしだろうか。
 わたしは3人の犠牲者の父親でなくて幸せだ。しかしもしわたしの息子たちを殺されていてもこの万引き女を殺しには行けいけなかったに違いない。容疑者は少し頭がおかしいようなことが新聞に書いてあったからです。まえにも書きましたがレイモンド・チャンドラーの言葉「強くなければ生きてはいけない。優しくなければ生きている資格がない」(五木寛之氏から教わった)が思い起こされます。みなさん、頑張るのをちょっとの間がまんしてストライキをしてみませんか。2、3日家にこもって一歩もでない。何もしないで寝てすごす。日本国民がそうしたからといって人類は消滅することはたぶんないでしょう。(中国と北朝鮮はそうとう困るでしょうが)えぃ、やッとゼネラルストライキをわたしは提案したいと思います。わたしは頭がおかしくなってしまったのでしょうか。
 明日も朝が早い。第二産業道路のまわりをうろうろしてわたしはお客を運ぶことでしょう。ではまた近いうちに。
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by hiroto_yokoyama | 2004-12-18 22:38 | ブログ

「遺骨、めぐみさんと別人」という朝日新聞のみだし

 同紙の社説の最後は
 「……北朝鮮に対してはまさに「対話と圧力」である。まず制裁ありきではいけないが、制裁もまた選択肢の一つであることを、金総書記は忘れてはいけない」となっている。
 これが「社説」か? 朝日新聞はなにも言っていないではないか。NHKがどう報じたか、讀賣新聞はどう書いているかわたしは知らないが朝日新聞は金総書記の「お友達」なのだろうか? 大新聞社が金(金総書記のこと。マネーの意味ではない)のお友達などではあってはいけないとわたしは思うのだが、みなさんはどうお思いになりますか?
 わたしも2児の父。わたしが横田滋さんだったら、妻が早紀江さんだったらわたしたちはどうするだろう? どうしようもないのだろうか。わたしははらわたが煮えくりかえっています。(生活に追われて自分のことばっかりしか考えない人が日本には多すぎる)
 小泉総理大臣はブッシュ大統領に電話して金体制を潰すプログラムを実行に移すべきときがきたというべきだとわたしは思う。ホットラインでそんなことはとうに話し合われているとわたしは期待していますがね。
 骨で思い出したが『血と骨』という映画をわたしは見ていない。見る気もしないが見に行かないといけないのだろうか。億劫だからDVDになるのを待つことにする。「進歩的な知識人」はあまたこの日本にはいらっしゃる。わたしは「九条の会」に期待してきょうはこれから昼寝をすることにします。
 北朝鮮と中国に日本はこんごどう向き合うのか、わたしにはサッカーや野球を見るより面白い。11日は埼玉スタジアムでレッズとマリノスの試合がある。わたしはタクシー乗務の日、売り上げを少しでも多く上げられるように今日明日はスタミナを蓄えることに懸命です。
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by hiroto_yokoyama | 2004-12-09 13:19 | ブログ

ポオル・ヱ゛ルレエヌ『落葉(らくえふ)』(上田敏譯)

 秋の日の
 ヰ゛オロンの
 ためいきの
 身にしみて
 ひたぶるに
 うら悲し。

 鐘のおとに
 胸ふたぎ
 色かへて
 涙ぐむ
 過ぎし日の
 おもひでや。

 げにわれは
 うらぶれて
 こゝかしこ
 さだめなく
 とび散らふ
 落葉(おちば)かな。

 仏蘭西の詩はユウゴオに繪畫の色を帯び、ルコント・ドゥ・リイル
 に彫塑の形を具へ、ヱ゛ルレエヌに至りて音樂の聲を傅へ、而して又
 更に陰影の匂なつかしきを捉へむとす。    訳者(上田敏のこと)
                ――岩波文庫『上田敏全訳詩集』より
 
 横書きではなく縦書きで読みたいと思いませんか?
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by hiroto_yokoyama | 2004-12-09 02:08 | 好きな言葉

人気Blogランキングのアンビバレンツ

 気取ってアンビバレンツ(両価性)などというドイツ語をつかう必要はさらさらないのだが、みなさんの気をひくため(見出しが派手だとつられて見る人が増えるかも知れない)に吉本隆明さんの本で知った言葉を使います。わたしのこのブログのランキングは上がったり下がったりしながらそれでも「人気Blogランキング」で消滅しないのは不思議だ。
 「アンビバレンツ」などと洒落れて書くのは読んでくださる人がゼロにならないかという期待感となるべくなら多くの人に見て貰いランキングの上位をしめたいという相反する気持ちがわたしにはいつもある。そんなことをどうやらアンビバレンツと言うらしい。日本語では「愛憎こもごも」に近いのだろうか?
 それにしても暇な人が多い。ものずきというか向上心のある人と言うべきかそんな人がまだまだこの日本にいるというのは嬉しいことです。わたしのこの拙文を読んでくださる方が1人でもいるかぎりわたしは死なない。死ねない。
 「九条の会」というのが出来たらしいが、わたしは新聞で見たとき寺山修司の前の奥さんの映子さんの会が出来たのならなんとしても参加しようと早とちりをした。よく読むと憲法九条改正(削除)へ反対する知識人の会だと分かりカッときた。発起人にわたしの嫌いなあなたが尊敬して崇拝する方々のお名前が陸続とつづいていますよ。わたしは憲法九条について話し合うことさえ拒否しようとするこの「良識的」な奴らをぶっ殺したい(嫉妬心からだととって貰ってもけっこう)。でも1人でも殴ったり殺したりしてしまうとわたしは映画が撮れなくなるかも知れない。暴力などふるわずにわたしはこの腹立たしい気持ちを映画でなんとか表現するしかないのだ。命あるかぎり、撮りたい映画を模索することにします。ホメロスです。島津です。関ヶ原です。時代劇です。映画にするには50億円くらいかかるでしょう。
 さいごになりましたが石瀧豊美さま。メールありがとう存じます。「来島恒喜のこと、忘れていません。何かできないかと考えています」ありがたいお言葉です。わたしも来島恒喜のことはずっと気にしています。
 なんのことやらと首をかしげられる方は「イシタキ人権学研究所ホームページ」http://www5e.biglobe.ne.jp/~isitaki/を見てそれからもう1度このブログを初めのほうから読み直していただけると幸甚です。慇懃無礼なこんな書き方になってすみません。
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by hiroto_yokoyama | 2004-12-07 21:16 | ブログ

あとしばらく生きられそう

 12月3日、福岡で胃の検査をした。3分の2切除した縫合部にガンの転移は見られないらしい。まずは安心。ただし、肝臓に近いところがガンだったのでもし再発するならその辺か。タバコをやめる気がないから肺もあぶない。
 それでも来年まであと1年はもちそうな気がする。やり残したことを粛々と片づけていけばいい。
 660円の初乗り客についていろいろ考えがあるのだがまだまとまらない。この問題ではとうぶん嫌な思いをすることだろう。ハタから見ると「嘲笑えます」でしょうね。あすはまた早いのできょうはもう寝ます。
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by hiroto_yokoyama | 2004-12-07 20:02 | ブログ