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小林秀雄と歯ブラシ

 むかし何かで読んだのだが小林秀雄は外出するときオーバーコートのポケットに歯ブラシをしのばせていたらしい。友人知人などの家に泊まるときに便利だからだ。わたしはなにが言いたいのだろう?
 歯ブラシの植毛がたった3列のものを今年から愛用している。右下の奥歯(金冠がかぶっている)が歯周病なのだ。3列歯ブラシで毎食後かかさず直ちに奥歯をみがくので歯周病は今のところおさまっている。東大の文学部の先生だった辰野隆(東京駅を建てた(設計した)辰野金吾の息子。フランス文学者)から借りた本の多くのページに小林は頭垢(ふけ)を残して返したらしい。わたしは現役のとき(昭和41年3月福岡県立嘉穂高校卒業)そんな小林秀雄に憧れて生徒と教師たちから受かりそうもない東大の文学部を受験して馬鹿にされた(けっかはむろん見事落ちた)。
 大晦日の日に何故かこんなつまらないことが頭を去来する。
 来年の目標。小林秀雄を読み直す。ドストエフスキー、モーツアルト、ゴッホ、本居宣長、志賀直哉。坂口安吾「教祖の文学」。いろいろと読みたい。因みに正宗白鳥も小林秀雄も織田信長が好きだったらしいが、わたしも信長の大ファン。
 みなさん、もう1度! よいお年をお迎えくださいね。
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by hiroto_yokoyama | 2005-12-31 22:24 | ブログ

屠蘇と数の子

 大晦日のきょう妻をバイト先まで送ったあと浦和をうろついた。ロイヤルパインズホテルのまえの酒屋で屠蘇はないかとたずねたら何年かまえまでは「みりん」のおまけについていたのだが今は酒店にはない、薬屋に行けとのこと。須原屋(わたしの行きつけの本屋)の横の薬局ももうあいていたのでショウウインドウを覗く。「屠蘇散」の文字が目にはいった。屠蘇散のことは妻から今朝はじめて聞いた。屠蘇とは何か? わたしは知らない。ひとつ250円もする。2つ買う(1つは妻の実家用)。
 伊勢丹が開店前だったのでイトーヨーカ堂の地下にいく。数の子は塩漬けで買うと面倒そうなのでできあい(醤油漬け、しかも廉価)のものの小さいものをもとめた。10時になったのでコルソの須原屋にいく。きのうはネットで依頼した『はじめよう微積分』が近所のTSUTAYA(バイトばかりの店員はみな馬鹿!)にとどいたので1,528円だして買ったが『今こそやり直したい社会人のための 高校数学と仲直りブック あの苦手だった数学が、すっかり、すっきりわかる!』という長ったらしい題名の本をみつけ衝動に駆られて購入する。
 勇気を出してコンビニの横に据え付けられた証明写真でテレビ局に応募するための履歴書に貼る写真を700円で4枚撮った(1枚だけ必要なのに3枚は無駄)。年明けのあす履歴書を書き直して投函するつもり。
 いまNHKの紅白を「消音」にしてテレビをつけている。つまらない。さびいしい。NHKはやはりもう民営化した方がいい。山根某というもと女性アナウンサーが哀れに思えてわたしは涙した(ウソ)。
 みなさんどうぞ、よいお年をお迎えください。
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by hiroto_yokoyama | 2005-12-31 20:27 | ブログ

テレビ局の映画制作部門に応募すべきかどうか迷っている

 何日かまえ、つまらない朝日新聞をめくっていると某テレビ局がフジテレビに押されっぱなしの映画部門を強化するための人材募集の広告が目にはいった。妻子に黙ってわたしはエントリーした。締め切りは来年の1月6日。
 局のお仕着せの履歴書に写真を添えて送らないとならない。わたしはどうしたらいいのだろうか? 妻は「せっかくタクシー運転手の仕事に慣れたのに」給料がよくなりそうなだけで映画監督としての魂まで売るのか? と嘆(なげ)き儚(はかな)んでいる。履歴書に貼る写真をスーパーかコンビニに撮りに行くつもりだったが、きょうも寒かったので大いに悩んでいる。あすもタクシー(今年最後)に乗る。だからもう寝ます。
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by hiroto_yokoyama | 2005-12-29 20:23 | ブログ

『マンガ微積分入門』を見終わった

 がっかりした。著者の岡部恒治が悪いのか、マンガを描いた藤岡文世がわるいのか? 岡部が悪い。駄洒落が三分の一。あまりにもくだらない。塾生を増やしたりつなぎ止めたりするために幼い塾生に媚びる駄洒落を言わせられ続けた京都府宇治市の塾の講師が小学生の女を殺したくなる気持がよく分かった。
 DERMATOGRAPH(あの欠陥車の三菱製)の黒でバツバツをつけながら夕方やっと読みおわりセンター試験を間近にひかえた23歳の長男にこのボロ本を渡した。
 可愛そうに息子は今度もロクな点数をとられないことだろう。
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by hiroto_yokoyama | 2005-12-29 20:00 | ブログ

JR東日本の社長は謝罪する必要があるのだろうか?

 NHKはあいかわらず不愉快な報道をする。山形県庄内の脱線事故で5名の方がなくなった。ご冥福をお祈りします。
 気象が原因で起きた事故なら社長は「申し訳ありませんでした」と言うより「お気の毒でした」とコメントすべきではないのか? サラリーマン社長だから仕方がないのだろうか? わたしがJRの社長なら賠償金も含めて気の毒と感じてテレビで談話など発表せずにかげで黙って出来るだけのことをするのだが。
 きのう(12月28日)ショックだったことは、あの姉歯が木村建設の醜男のハゲから脅かされる前に偽装をしていた疑いがあるという報道をラジオで聴いたこと。偽証罪で訴えられる恐怖を押し殺してあの鬘は国会で嘘を言った。強度偽装問題はまだまだ広がり、ことの重大さはそうとう奥深い。ヒューザーの小嶋が国会議員の名前を正直に何人あげられるか、年明けそうそうのわたしの関心事だ。
 賄賂をもらった議員にはそこまで肝っ玉のすわった奴はいないのだから偽装マンションを買わされたヤツの誰かが年内に小嶋を殺しに行かないだろうか。せいぜい懲役2、3年ですみますぞ!
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by hiroto_yokoyama | 2005-12-29 19:43 | ブログ

入門書を2冊買った

 岡部恒治著、藤岡文世絵『マンガ微積分入門』(講談社、BLUE BACKS B1003)
 すがやみつる構成、横山えいじ作画『マンガでわかる 小説入門』(ダイヤモンド社)
 後者はきょう(12月26日)の産経新聞12面 読書欄 作家鈴木輝一郎氏の紹介で知った。まえにも小説の書き方のハウツウ本を購入したのだが二男に貸したままもどってこない。
 シナリオと小説と同時並行で書き進めようと考えているのだがまだ1字も書けないでいる。ここ10日間ばかり寒さのせいでテンションが落ちている。天皇誕生日の23日から体調をくずしていたヒデ(わたしの飼い猫)をきのう(25日)出勤前に原山動物病院につれて行った。おかけで午後からエサを催促するようになったのでまずは安心。あしたも早朝からの勤務なので、酔っぱらってもいることだし、もう寝ます。
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by hiroto_yokoyama | 2005-12-26 20:14 | ブログ

きょう買った本

 新刊。阿刀田高『短編小説を読もう』(岩波ジュニア新書524)。
 古本。H・R・ジョリッフ、内村直也訳『ギリシャ悲劇物語』(白水社)。100円で加賀乙彦『死刑囚の記録』(中公新書565)とプルースト、井上究一郎訳『花咲く乙女のかげに』( 河出書房、世界文学全集15)の2冊。
 出版社の広告雑誌。『本』1月号(講談社)、『一冊の本』1月号(朝日新聞社)、『図書』12月号(岩波書店)、『未来』12月号(未來社)の4冊をもらう。
 本ではないが量販店で1490円のバスローブを買った。ヘルスセンターに行ったときサウナからプールに移動するときにはおるため。
 さ、これから、いかがわしい大企業あの「三菱」のDERMATOGRAPH(鉛筆のようで鉛筆とはちがう)の赤を握って煎餅布団に寝っ転がり上記の雑誌と本に手当たり次第に印をつける。そしてすぐに忘れる。わたしの充実した時間のすごしかたです。
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by hiroto_yokoyama | 2005-12-23 20:19 | ブログ

姉歯は汗くさそうな鬘を木村建設の篠塚にあげたらいい

 あさ9時25分から夕方6時前まで証人喚問をテレビで見た。わたしは先入観から姉歯についてよく思っていなかったが質疑応答を見ているうちにこの男とは友だちになれるかも知れないと手のひらを返すことにした。やはり1番の悪(ワル)は総合経営研究所の内河健。女にもてそうなのもこのジジィ。4人の証人のなかでもっとも女に嫌われそうなのは木村建設元東京支店長の篠塚明。この男は顔がまずい上に若ハゲ。しかも人間としての品格もない。木村盛好元社長と同じ九州・肥後の田舎者のようだがこの男の醜男ぶりは気の毒だった。
 そこで対策。姉歯はこの際思いきって鬘をとり篠塚のハゲ頭にかぶせてやったらどうだろうか? この醜男にも女房・子供がいるだろうが姉歯の鬘をかぶれば家庭があっても裾腋臭の若いブスに間違って好かれることもあるだろう。
 前回(今回もだが)「総研さん、ソウケンさん」とぬかして耳障りだった民主党の副政調会長はよく勉強したらしくジジィをかなり追い込んだのは愉快だった。死に損ないの内河はきのうかおとといバアさん(老妻)と偽装離婚などして私財を隠しおおせたらしくはじめ画面では薄笑いを浮かべたりしていたが自民党の議員から「笑っている場合じゃない! 」などと叱責されていたが最後のほうではポマードたっぷりの副政調会長の追求で顔がひきつり始めていた。つまらない最近の日本映画を見るよりむかしテオ・アンゲロプロスの長いだけで退屈な『旅芸人の記録』を見たときより映像のもつ力を感じたことは久しぶりのことだ。
 わたしと同世代のお父さん、お母さんへ言いたい。家を持つことが人生最大の夢という輩が多すぎる。住むところよりも人生何をなすべきかという哲学をもってもっと大きな夢を抱くようにすれば、この日本も今より少しはまだマシになるという簡単な理屈がどうして分からないのだろうか。
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by hiroto_yokoyama | 2005-12-14 19:20 | ブログ

きょうは姉歯が見られそう

 強度偽装問題で国会はあの姉歯を証人喚問する。NHKだけではなく日本テレビまでが中継するというのだから恐れ入る。
 わたしは仕事を休んで(と言うのはウソ。さいわいなことにタクシー乗務はきょうは休みなのだ)テレビにしがみついて姉歯とはどういう種族か。メービウスの鬘とかなんとか勝手なことを書いたがほんとうに彼はハゲなのかどうかも確かめられる。
 わたしはこれまでの人生で姉歯タイプの男にどうやら会ったことがない。後学のためにじっくり観察しよう。
 昨晩(きょうの午前2時ちかく)は仕事から戻りタクシー運転手をやめたくなって眠りについた。今朝はけろっと、そんなことは忘れて新聞を見ると「国会・証人喚問」という字がとびこんできた。いまはさながら話題の映画を封切り日に日比谷映劇にでも見にいく心境だ。
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by hiroto_yokoyama | 2005-12-14 08:19 | ブログ

ライプニッツはすごい人だったらしい

 佐々木力『数学史入門――微分積分学の成立』(ちくま学芸文庫)173ページから引用。
早熟のゴットフリート・ヴィルヘルム・ライプニッツ(1646~1716)は少年時から学問思想的夢をもっていた. それは人間の思想を記号化して曖昧さをなくして定式化し,伝達しようと図るものであった.
 …ライプニッツのプログラムは,…ドイツを荒廃の国土に転化せしめた三十年戦争直後の時期に構想されただけあって現実味があった. この時期,人々は政情の安定と思想の確実性を真摯に希求したからである.
 中央公論「世界の名著」『スピノザ/ライプニッツ』8ページの下村寅太郎の解説からも引用。
「…これ(『モナドロジー』)を書いたとき、われわれの哲学者(ライプニッツのこと、横山)は、四十年間奉仕した宮廷から見捨てられ、まったき不遇と孤独のうちにあったが、
「善い人々とは、この偉大な国にあって、不平や不満をいだかない人である。自分の義務をはたしたうえは、神の摂理に
(「を」の間違いか、横山)信頼している人である。あらゆる善の創造者を、こよなく愛し、かつ模倣している人である。愛する者の幸福に喜びを感じる、あの真に純粋な愛(原文は傍点、横山)の本性にしたがって、神のもつさまざまな完全性をうち眺め、心たのしませている人である。…」
ということばでその遺書を結んでいる。
…」
 なんだかゾクゾクしてきませんか。死ぬまでに読みたい本、読むべき本がまた1冊増えてしまいました。
 ついでながら、さいごに『数学史入門』の裏表紙の宣伝文句をそっくり引用しますね。
ニュートンやライプニッツによって創造された微分積分学。それは近代西欧数学の象徴であり、今日の科学技術社会の基礎である。その学問はいったいどのような思想的・社会的前提の下に成立したのか? 古代ギリシャの公理論・解析的発見法、アルキメデスの無限小幾何学、アラビアのアルジャブル、ビィエトとデカルトの記号代数学、無限小代数解析の形成をたどり、さらに近代西欧社会と東アジアにおけるその受容までの悠久の歴史を包括的に論じ数学的知識の本質に迫る。東京大学大学院数理科学研究科の講義のハイライトを、一般読者向けに簡明にまとめ直して成った、数学史の重厚さを垣間見せる力作。
 こんばんはこれでお別れです。
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by hiroto_yokoyama | 2005-12-12 21:28 | ブログ