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『十二人の怒れる男』を見た

 インターネットで検索してみたらこの映画は監督シドニー・ルメットのデビュー作とはじめて知った。むかしこの映画をテレビで見て感心した。ヘンリー・フォンダ扮する男のように謙虚でねばり強くありたいものだ。
 allcinema onlineのフィルモグラフィには「…秀作を手掛けたが、80年中盤以降は問題意識の低い娯楽作品が増え、ほとんどが作品的に失敗。近作の「NY検事局」やシャロン・ストーン主演の「グロリア」は無惨な仕上がりで、かつての名匠の面影すら無くなってしまった。」などと辛辣なことが書いてあるが『質屋』とか『約束』、『狼たちの午後』など若いころ見た映画をわたしはきっと見直してみるつもり。
 劇書房から『十二人の怒れる男』の原作が出ているので図書館に予約した。用意ができたようなので手にとってパラパラめくってみるのがきょうの楽しみだ。
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by hiroto_yokoyama | 2006-06-28 11:22 | 映画

きのうウォルター・ヒル監督の『ザ・ドライバー』を見た

 以前『ストリート・オブ・ファイヤー』を見て感心したことがある。『48時間』も『レッド・ブル』も同じ監督の作品。監督デビュー作『ストリート・ファイター』の中古のDVDをさっそく購入。
 『ザ・ドライバー』の主役がライアン・オニールというのも驚き。『ある愛の詩』では軟弱な男という印象があったがこの映画では眉のさがった顔で寡黙なヒーローを演じて秀逸だ。わたしもしょんだら眉毛だが彼をちょっと真似たくなった。(乱暴な運転がしたいというわけではありません)
 邦画で『ある殺し屋』という好きな映画があるが欠点は市川雷蔵の殺し屋の過去が特攻隊だったという言わずもがなの説明映像がはいること。『ザ・ドライバー』には主人公のむかしがどうだったなどというくだらない講釈がない。邦画の新作など見る気もしないので近ごろの映画がどうなっているか知らないが説明過多は日本映画のダサイ点の一つ。
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by hiroto_yokoyama | 2006-06-25 22:13 | 映画

同僚のタクシー運転手が自殺した

 どうにもやりきれない気持。タクシー運転手とヤクザは自殺しない人種だという固定観念がわたしにはあったが彼らといえども人の子。逃げ出したい気持になることはあるのだろう。
 Y.H.さんというのかM.H.さんというのか名前の読み方が分からない。この57歳の同僚は元歌手らしい。2、3度話したことがある。彼の担当車は65号車。わたしも1度乗ったことがあるが車内が香料の匂いで臭い。頭が痛くなるくらい臭い。他の運転手から消臭剤をかりたがついに匂いは最後まで消えなかった。数日後Hさんから「俺の車が臭いと言っているらしいな」とクレームがついた。誰がチクリやがったのか面食らったが「お客さんからそう文句を言われたと言ったまでですよ」とあわてて弁解した。その後彼のわたしに接する態度は以前とかわりなかったのでいずれ彼の車の匂いについてこちらから切りだそうと思っていた。
 Hさんのご冥福を祈る。
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by hiroto_yokoyama | 2006-06-19 20:40 | ブログ

ジュールス・ダッシン『街の野獣』を見た

 植草甚一氏の文章。
「ジュールス・ダッシンは『裸の町』(1948年)でニューヨークの街の生態を、『街の野獣』(50年)ではロンドンを活写したが、この『男の争い』を見ても、雨が降るパリの街や夜明けの情景など、じつにみごとにキャッチしている」(「サスペンス映画の研究」202ページ)
 『裸の町』『男の争い』(1955年)につづいてついに『街の野獣』をきょう見た。パリとニューヨークには行ったことがあるがロンドンをわたしは知らない。ダッシン監督の映画を見ていると行ったことがないのに行った気になれるのがうれしい。『裸の町』は図書館から借りたビデオで見たのでこの際是非DVDを用意してロンドン、パリ、ニューヨークの街をわが手中に収めたいものだ。わたしの住んでいるさいたま市緑区と旧浦和市でジュールス・ダッシンばりのタクシー運転手が主役の映画を撮らずにおくものか、という夢を見ながらこんばんはもう寝ます。
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by hiroto_yokoyama | 2006-06-13 21:31 | 映画

ジュールス・ダッシン監督『男の争い』を見た

 4ヶ月もかかってやっと手に入れたDVDを見終わってわたしは深い感銘を受けている。2月7日の朝死にかかったが一命をとりとめたので初心にかえり映画の勉強をし直すことにした。ヒッチコックはほぼ全作品を見終わり双葉十三郎氏や植草甚一氏の本をガイドブックに映画を見まくってきたがこの『男の争い』は何としても見たかった。いま満足している。
 植草甚一『サスペンス映画の研究』207ページ末尾の文章。
「…すぐれた映画は、映画をよく知った論理的な頭脳によって生まれることを証明したところの、かけがえのない作品である。」
 わたしは映画を「よく知っ」ていたつもりだが思い上がりもはなはだしかったことを反省している。このブログを読む人ならわたしが「論理的な頭脳」からもっとも遠い脳味噌の持ち主であることはすぐにお分かりになるだろう。そんなわたしだが身の程もわきまえずにまだ『男の争い』みたいな映画を撮りたいと性懲りもなく思っているのです。
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by hiroto_yokoyama | 2006-06-05 18:15 | 映画

秋田の小学生殺しの犯人の写真

 を産経新聞の1面でみた。ふだんそのへんですれ違う安い車をかっ飛ばすパー坊ママやクリニックの待合室で見かけるステューピッドママとかわらないわたしの大嫌いなタイプの女。身近な30代の女がすべて殺人者のように思えてくる。きのうから体調をくずしている身にはこたえた。嫌な世の中だ。記事を読む気にもならない。心を洗おうとローレンス・オリヴィエ監督『ハムレット』(1948年、わたしの生まれた年に作られた)のDVDに集中。見応えがあった。
 ちまたにごろごろはびこっている馬鹿ママを育てあげ野放しにしているのは誰か。わたしにはその正体が見えるのだがダブルパンチを食らってしまった病弱の体ではいかんともしがたい。せいぜいすれ違いざまタクシー運転手のわたしに悪態をついて去っていく馬鹿女のツラと車の車種、色を覚えておくぐらいのことしかできない。
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by hiroto_yokoyama | 2006-06-05 10:14 | ブログ

「ドリル突き刺し 車パンクさせる」

 ロビンソン・クルーソーを気取ってきょうは仕事を休んだ。6月1日から産経新聞を試読中(7日まで宅配してくれる)。29面に見出しの記事がある。
 国会図書館主査が「自宅近くの駐車場で、会社役員の男性(66)が駐車していた乗用車の右後輪にドリルを突き刺し、パンクさせた疑い」で逮捕されたらしい。この人はわたしと年齢が近い57歳。気持ちは分かる。しかしコソコソするのはよくない。堂々とやれないものだろうか。この人はこの一件で一生を棒に振るのか。わたしはたいへん興味がある。
 ちなみに30年前妻と出会ったのがこの男性の職場である国会図書館だった。Y.K.さんがんばれ!
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by hiroto_yokoyama | 2006-06-04 13:55 | ブログ

さいたまゴールドシアターの稽古を見せて貰った

 先週は助手の人だったがきょうは蜷川幸雄さんご本人がなさる稽古をさいたま芸術劇場で見学した。年配の男女47人の熱気はすごい。来週も稽古場にいくつもりだが事務方が蜷川さんにわたしの意図をちゃんと説明してくれているのか。もし氏に伝わっていなければ発表までの過程をすべて見ることはたぶんできない。
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by hiroto_yokoyama | 2006-06-01 22:27 | ブログ