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『ダイヤルMを廻せ!』と『暗くなるまで待って』の共通項

 いまさらながらと言われても知らなかったものは仕方がない。じつはこの2作、原作者が同じ人Frederick Knottなのだ。昨晩、ネットサーフィン(古い言葉ですねぇ)をしていて発見した。
 さっき「映画芸術」昭和43年5月臨時増刊号シナリオ傑作集に掲載されている『暗くなるまで待って』の採録シナリオをパソコンに収録しおえました。
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by hiroto_yokoyama | 2007-02-21 19:40 | 映画

「ほんにおぬしは屁のような」(週刊文春)

 宮澤元総理がやめる前電車の中吊りで見出しの広告を見た。いやしくも一国の総理、しかも選んだのはお前たちじゃないか! それを屁よばわりするとはあんまりじゃないか。
 当時文春の編集部全員、いや文藝春秋社そのものの見識をわたしは疑った。
 「黒い幹事長」(週刊新潮)に文春はそろそろ一発かましてはどうか。どっちにしてもみなさんマスコミを信じてはいけませんよ。
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by hiroto_yokoyama | 2007-02-19 19:06 | ブログ

勅使河原宏監督『おとし穴』は懐かしい

 少年時代に見て以来ほとんど忘れていた映画。見直して見ると筑豊の風景も方言もなつかしい。
 駄菓子屋の女に扮したおばさんがおすぎとピーコとかいう得体の知れない双子とわたしの『純』を頼みもしないのに試写に来て見た。あとで人づてに聞いたのだが見終って3人でぼろくそに言っていたらしい。駄菓子屋女優はまだ生きているのかどうか知らないが今でもこのブスをわたしは恨んでいる。
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by hiroto_yokoyama | 2007-02-19 18:47 | 映画

安部公房の3本のシナリオ

 『壁あつき部屋』1953年、昭和28年小林正樹監督で映画になったようだが未公開らしい。『菓子と子供』このシナリオは「シナリオ」1961年、昭和36年2月号に掲載されている。ぱらぱらとめくって見ると勅使河原宏監督『おとし穴』の原型だとすぐに分った。
 わたしは高校2年生のときか3年生になってから『砂の女』を福岡市の封切で見て衝撃を受けた。安部公房も勅使河原宏も武満徹もそれまで知らなかった。
 『砂の女』が評判になったせいだろう。しばらくして『おとし穴』の再上映があったのをわたしは見逃さなかった。この映画はなんと筑豊で撮られている。これにも驚いた。
 上記3本の安部公房シナリオを鉛筆を舐め舐め、ではなく一太郎 文藝で一字一句ノートパソコンにわたしは一週間ほどかかって打込んだ。なにがどうなるものでもないが愉しい作業だった。
 『おとし穴』はHDRに収録してある。きのうひるま見ようとしたが発泡酒を飲んでいたのですぐに寝てしまった。
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by hiroto_yokoyama | 2007-02-19 06:58 | 映画

筑前町の森君をいじめた餓鬼の親たちのツラ

 昨年いじめられたのが原因で自殺したとみられる森君のお父さんが北九州市で講演をしたという小さな新聞記事を見て、感心した。今年に入って今度はお母さんがテレビに写りケイスケ君の写真も見ることができた。
 両親と弟たち、死んだケイスケ君の家族は彼の死を乗りこえて生きていけるに違いない。ひるがえってケイスケ君をいじめた子供たちとその親は頬被りをしている。こいつらには自ら名のり出る勇気はないのか。この国には匿名が好きな連中が多いがいじめの餓鬼とその親たちをネットでチクるひま人は筑前町とその周辺にはいないのか。
 マスコミにはやりたくてもできないことがある。ブロガーはその点自由だ。本人たちが「ごめんなさい」出来ないならリンチもどきがネットではやれる。
 わたしは森君をいじめた子供たちの親のツラが見たい。
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by hiroto_yokoyama | 2007-02-19 06:19 | ブログ

篠田正浩監督『乾いた花』を見た

 あまりにも頽廃的という理由からお蔵入りを余儀なくされていたこの映画。監督をめざして上京後見たのだがいつどこの劇場で見たのかは忘れた。
 樋口可南子で『卍』を撮るとき脚本を馬場当さんに頼んだ。『乾いた花』を見て刑務所帰りの池部良が愛人の原知佐子とキスをしたあと「胃こわしてるな。口が臭いぞ」というセリフが強烈に印象に残っていた。このシナリオを書いた馬場さんに是非お願いしたいと言って氏をくどいて引受けて貰った。
 馬場さんが今村昌平監督『復讐するは我にあり』の脚本でキネマ旬報脚本賞を受賞なさった直後のことである。
 『乾いた花』を再見して篠田監督の作品のなかでも好きな1本であることを確認した。原作が石原慎太郎だということはまったく失念していた。撮影の小杉正雄は『純』を撮った高田昭カメラマンの先生。美術:戸田重昌、音楽:武満徹、録音:西崎英雄。すばらしいスタッフだ。これはDVDが出ているなら購入せずばなるまい。
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by hiroto_yokoyama | 2007-02-16 22:09 | 映画

あの高名な四方田猫彦先生のこと

 これは失礼! 「猫彦」と書いてしまいましたが犬彦先生の間違いでした。わたしはこの方の顔を存じ上げない。いぜん映画評論家の松田政男氏が酔っぱらって「ヨモダの野郎、許せん」と言っていたあのヨモダがこの四方田犬彦氏なら、何十年も前から名前だけは知っていた。
 猫彦先生ならぬ犬彦先生があの岩波の図書に「日本の書物への感謝」という偉そうな連載をなさっていて今月は十四回目、なんと皆さんも教科書(だけ?)で知っている徒然草について書いてある。
 一読、わたしは蒙を啓かれました。これ本当。是非図書館にでも行って図書今月号をお読みになるといい。
 おとついから徒然草を家中探しているのだが見つからない。新潮版と岩波文庫を何冊か持っていたのは間違いないのだが。
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by hiroto_yokoyama | 2007-02-16 05:35 | ブログ

タクシー運転手を卒業しようと思う

 ここのところずっと運転手稼業が嫌で嫌で仕方がなかった。と言ってやめれば明日から生活が立ち行かなくなる。つづければ人間が腐ってしまいそうだ。このジレンマ。
 打開策を考えた。それは組合の幹部になることではないだろうか。で、年下の委員長を呼びつけて「俺を執行部に入れてくれ」と頼んだ。今週月曜日に結果は「オーケーです。あす組合事務所に来て副委員長2名と書記長に会ってください」という電話を貰った。
 こんな経過をたどって3月からわたしはバードタクシー(仮名)の労働組合の執行部としてじたばたしてみようとしている。来年3月の満60歳の誕生日まで果してわたしはジャック・ロンドンの『野生の叫び声』のワンちゃんみたいにカッコよく生きているものだろうか。自分でもよくわからない。
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by hiroto_yokoyama | 2007-02-16 05:14 | ブログ

黒井千次氏のことば

 きのう書店で貰った岩波書店「図書」2月号の表紙をめくると『日記の周辺』というのにであった。作家の黒井氏の文章だ。とても興味深い。
 通常、日記は自分のために書く。……日記を推敲するという話も聞かない。……
………
 私的な記録である筈の日記にとっては矛盾である。それを擦り抜けるために裏日記が登場したりする。裏のまた裏の日記もあるかもしれず、切りがない。……
 ブログにも裏ブログとかその裏のまた裏ブログがあってもいいだろうがわたしには面倒だ。ブログや日記に興味のある方は黒井千次氏の『日記の周辺』をお読みになることをすすめます。
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by hiroto_yokoyama | 2007-02-15 08:34 | ブログ

『兵隊やくざ』シリーズ1作目を堪能

 昭和40年、増村保造監督、勝新太郎主演の映画をケーブルテレビで見た。HDRとかいうセットトップボックスを我が家では今月から導入。長男はサッカー、二男は音楽、わたしは無論映画を録画して重宝している。
 で、『兵隊やくざ』。暴力シーンが多すぎて冗漫なところがあるがモノクローム画面がとても魅力的。大映の技術陣はすごかったというのは今の日本映画界でもとっくに忘れさられてしまったようだがもったいないことだ。
 映像を作る技術の粋にいながらにして家で触れることが出来る。有難いことでないか。
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by hiroto_yokoyama | 2007-02-15 08:19 | 映画