人気ブログランキング | 話題のタグを見る

このネット映画講座の特色は?

 わたしはこのブログにどのような独自性をもたせようとしているのかについて書く。
 日本には、「映画大学」はむろんのことどの大学を探しても「映画学部」が存在しない。先進国では日本だけなのだそうだ。映画をやりたい若者は日本にもたくさんいる。そこで「いかがわしい」映画教育機関が雨後の竹の子のように林立することになる。
 わたしはある映画の専門学校で講師を足かけ3年勤めて、この種の教育機関の限界を痛感した。その限界とは授業料をとっているために「あなたは映画にむいていないからここに来る(映画をやる)のをやめなさい」とはっきり学生に宣言できないところである。文部科学省が映画学部設立の認可を恐くておろせないできたのは、おそらくこの1点においてではないかとわたしはひそかに考えている。
 わたしがたったひとりでそれでは何ができるのか。金さえ貰わなければ「あなたは映画監督にはむいていない。しかし、シナリオライターならできますよ。俳優の方がむいていますよ。カメラマンをやりませんか」など自由に教えてあげられる。それでもどうしても映画に関わりたいならプロデューサーとしてわたしの助手なら可能ですよと提案もしてあげられる。これならわたしがひとりでできる。またひとりでないとできない仕事である。(わたしがオフ会をやりたい目的の1つ)
 この「横山博人ネット映画講座」の独自性と最大の使命はあなたが映画作りのうえでどのタイプかを決めてあげることにある。誤解をしないでいただきたい。わたしはその人の「能力」を判定しようと言うのではない。そんな不遜なことは神さま以外にはできないことだ。あくまであなたが映画作りのうえで「何にむいていそうか」をジャッジすること。それがこのブログの特色です。
 もう1つ。野口悠紀雄著『ホームページにオフィスを作る』(光文社新書011)を読んでいて思いついたことがある。
 野口氏が運営なさっている「野口悠紀雄オンライン」のなかのウエブサイトのリンク集『インターネット情報源』について氏は、
「しかし、多くのリンク集には問題がある。それは、対象サイトの評価を行っていないことだ。評価がないと、「アクセスしたがあまり有用でなかった」という結果になりかねない。
 ……ヨーロッパの旅行ガイドである『ミシュラン』がなぜ有用かといえば、単にレストランやホテルの名前や場所を示しているだけでなく、評価を行っているからである。……インターネットについてこうしたガイドがあれば、情報検索のための有用な羅針盤となる。
 『インターネット情報源』で行っているサイトの評価は、私個人の主観的判断によるものだ。……(132ページ。太字にしたのは横山)
 ……
 そもそも、自分の専門分野でないと、適切な選択はできないし、ましてや評価はできないはずである」(133ページ)
 ウェブサイトを立ち上げるのがむつかしいので、わたしはこのブログを始めたのだがブログも一種のリンク集であるようだ。そこで野口氏の言葉を借りて言えば、わたしは「わたし個人の主観的判断」で映画の企画の「適切な選択」(製作費が回収できるのかあるいは映画祭で賞を獲れる可能性はあるのか)、映画批評の正当な「評価」などをしていくこともわたしにはできるしまたそうしないとならないのではないかという新しい使命感も生まれつつある。
by hiroto_yokoyama | 2004-09-11 10:24 | ネット映画講座
<< ブログに嬉しいメールが届いた ネット上の「印象批評」を批評する >>