いま届いた夕刊をめくっていたら目に飛び込んできた字句がある。それを孫引きさせていただく。
おお、老いた魂に
血を香り立たせる冬至の薔薇!
わたしにはよく分からないが相澤啓三さんという方の新詩集『冬至の薔薇』 (書肆山田)の「巻頭に置かれたタイトル・ピース」がこの2行なのだそうだ。つづいて松浦氏は「かぐわしい言葉が鮮烈に咲き香る」と書いている。相澤さんは「八十歳を越え」ていらっしゃるようだ。
不勉強のわたしは「タイトル・ピース」の何たるか、相澤さんはどういう人かをまったく知らずともかく
おお、老いた魂に
血を香り立たせる冬至の薔薇!
をなんとカッコいい言葉かと受けとめたのであります。残念なのは新聞記事が縦書きなのに弊ブログでは横書きでしか紹介できないこと。おそらく詩集『冬至の薔薇』も縦書きで書かれているのだろうから孫引きするならそのまま縦書きでないとならないのに。