『天才と肉欲――ヘンリー・ミラーの世界を旅して』ノーマン・メイラー・野島秀勝訳(TBSブリタニカ定価2700円を1500円)(ニクヨクという淫靡な響きが気に入った。肉欲は英語ではなんというのだろう? どうでもいいことだがノーマン・メイラー全集もヘンリー・ミラー全集もともに新潮社からでているが、わたしはふたつとも持っている。おさっしのとおり両方とも1行も読まないまま九州の母の倉庫に眠っているはず)
『タクシードライバー日誌』梁石日(ちくま文庫定価360円を180円) この本はたしか映画『月はどっちに出ている』の原作。この映画についてはちょっとした因縁話があるが、わたしの方から言えば愚かな一部のブロガーに僻んでいるととられるのがイヤなので、監督の崔がなにか言い出すまで発言しないことにする。(もったいつけて済みません) 『小津安二郎東京グルメ案内』貴田庄(朝日文庫定価580円を290円) ここのところ司馬遼太郎の『国盗り物語(一)』(新潮文庫705円)を読んでいる。出自不明の斎藤道三が結婚して油売りに徹しきるところに感動したりしている。わたしもアルバイトなどではなく定年の60歳までタクシー会社の社員にならないようではつまらない人生をおくることになるのではないかなどと強迫観念に突き動かされて夜も眠れない。(わたしという人間は単細胞にできているのです) きょうの新聞で知ったのだが1月2日にこの『国盗り物語』がオンエアされる。わたしはタクシーに乗る日なので女房と息子たちにビデオに録らせようかと考えている。読み終わってからじっくり見させてもらってぼろくそにこきおろしてみるのも面白いかも知れない。
by hiroto_yokoyama
| 2004-12-30 02:38
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