結論。絵巻物を撮っても映画にはならない。むかし『忍者武芸帳』(原作:白土三平、監督:大島渚)を封切りで見たときの落胆をきょうもまた感じた。
映画が始まってすぐ絵巻物を見据える和服の女がでてくる。「なんじゃ! こりゃ? 」と驚いた。記録映画の監督は、ときどきドラマ作りに憧れるのかみょうなモノを映したくなるらしい。原一男が『全身小説家』という井上光晴がガンで死ぬまでの際物映画を撮ったことがあるがあのときも不思議な人物が登場して踊ったりなんかして見ていて不愉快だった。 正直に言えば、きのうのタクシー乗務の疲れを持ちこしたせいで『山中常磐』上映中になんどもうつらうつらしてしまいました。反省。 先日(25日)も飛び入りきょう(4月28日)も飛び入りで羽田監督が舞台挨拶。どうやらまいにち「飛び入り」で挨拶しているようだ。そんなに観客に媚びなくてもいいのに。氏は共産党員なのだろうか? 行き帰りの駅のホームの売店で目にしたのだが「夕刊フジ」が例のJR事故の運転手のことを1面トップに載せていた。帰りには「死体発見」という見出しが目にはいったのでよほど買おうかと迷ったが我慢した。「癒され」た(というのは嘘。「癒し」の語感がわたしは大嫌い)のは「図書」5月号の鶴見俊輔「自分用の索引」―1月1話(今月のタイトルは「あだな」)を国際興業のバスの車中で読んだから。たしか先月も氏の文を読んで気分がよくなった。押し入れにしまい込んだので見つけたら紹介します。
by hiroto_yokoyama
| 2005-04-28 18:58
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