きょう午後4時、浦和地方裁判所へ行った(債権者集会。債権者は誰ひとり出席しなかったので会は数分で閉会)。自己破産の手続を申請し受理されたのは4年前の9月14日のことだった。その週のはじめにわたしと同じ歳の映画監督相米慎二が肺ガンで死にアメリカで同時多発テロがおきたのはたしか11日だっただろうか。3年8ヶ月。長かった。わたしはもうもぬけの殻だ。免責になるのは来月の27日らしい。
あしたからは友人、知人、親族に借りた金を少しずつ返していこう。しかし、だいじなことは返済するためにわたしは生きるのではないということ。死にたくないし映画を撮りたいから生きていくのだ。その過程で迷惑をかけた人たちに毎月1000円でも2000円でも返していければわたしは寿命をまっとうする意味があるのではないだろうか(よく分からない)。
約20名の債権者の方々へ。こんなわたしでも殺さずに生きさせていただけませんでしょうか?