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昨年4月わたしは生活保護の申請に行ってみた

 去年H.Y.というアホが福岡の会社をつぶしたので住んでいた小笹のマンションを3月末に追い出された。わたしはさいたま市緑区の家に泣く泣く戻った。親類縁者、友人知人、親兄弟にまさか生活していく金がないなどとは言えず緑区役所の福祉課へ行き「わたしは3年前に自己破産し昨年はついにガンになり余命幾ばくもない。どうしたら生活保護を受けられますか? 」とケースワーカーに問うた。
 妻と子と離れてひとりで生活するなら家賃4万7千円以内のところに引っ越すこと。車は持てないが食っていく金は合計14万円ばかりが支給される、との情報を得た。こういう時代だから生活保護の申請を多くの人がしているらしくわたしが保護を受けられるかどうかは分からない。3、4ヶ月ほど悩み、「身を粉にして」「額に汗して」生まれて初めて生活費14万円(以上でないと意味がないが)を稼ぐために真面目に働いてみようと一大決心をし職業安定所を8月に訪(おとの)うた。ひとりで行くのが恐くて二男と妻につきそって貰った。
 このブログは7月13日に始めていたからそのへんの雰囲気は読んだ人にはつかんで貰えたかも知れない。
 ハローワーク(何と嫌な名前だろう)の紹介で恐る恐る老人福祉関係の会社に運転手で労働に出たのだが1週間ばかりでステューピッドな若造の所長を怒鳴りつけてやめた。わたしは生命保険に入っている。自殺しても月々50万円が二男が29歳になるまで(息子はいま19歳)支給されるはず。わたしは死んだ方がいいのではないだろうか。この思いがいまもときおり頭をかすめる。さっきも書いたが保険は「独創的で近代的な運任せの勝負事」にすぎない。死んでも保険会社が保険金を払わなかったらどうなるか、死ぬだけ損ではないか。わたしはゆれ続けている。
 力尽きたらまた福祉課を訪ねて泣いたり喚いたり脅かしたりすかしたりすれば14万円貰える(日本は「最後に滅びる社会主義国家」らしいではないですか)のだから無理はしない方がいい。年金だって保険と同じで支給されないかも知れないのですぞ。保険をかけ続ける人生など糞食らえ。
 このブログを読んでくださるみなさんは毎日どんな「保険」をかけ続けていますか? そしていつまで保険料を払いつづけるつもりですか。死ぬまでですか。馬鹿馬鹿しいと思いませんか。わたしは弱虫だから忸怩たる思いで毎月27日に36750円也を払っています。1日も早く解約したいのですが不安なので保険会社に(解約の)電話ができないでいます。
by hiroto_yokoyama | 2005-07-07 21:30 | ブログ
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