1. 『深夜の告白』(監督:ビリー・ワイルダー、1944年)
2. 『三十九夜』(監督:アルフレッド・ヒッチコック、1935年) 3. 『バルカン超特急』(同上、1938年) 4. 『透明人間』(監督:ジェームズ・ホエール、1933年) まえにも書いたが双葉十三郎『外国映画 ぼくの500本』(文春新書313)をガイドブックにしてわたしの生まれる前の作品を選んだ。自宅で静養するのにはこれが1番。 60歳代(それまで生きていればの話だが)で映画監督再デビューを果たすために映画の勉強を1からやり直す。教科書は『ヒッチコック映画術トリュフォー』(HITCHCOCK/TRUFFAUT、山田宏一 蓮實重彦訳、晶文社)。 山田宏一氏にはフランスの映画学校・イデックについてお話を伺ったことがある。蓮實重彦氏とはフランスでの日本映画週間(於:パリ、ナンシー)でご一緒し帰途アンカレッジで生まれたてのわたしの長男への土産に皮のベストを買っていただいた(1983年、蓮實氏にはフランソワ・トリュフォーを紹介いただくはずだったが果たせなくて残念)。 「HITCHCOCK/TRUFFAUT」を真似て「深作欣二/横山博人」をやりたかったがわが大先輩へのインタビューは1度だけで終わった。某評論家がわたしより先に深作監督にインタビューを申し出ていたため律儀な深作氏はわたしのお願いを聞いてくださらなかった。某氏のインタビューは『映画監督 深作欣二』という題で3年前上梓されたが脚本家の荒井晴彦がぼろくそに言っていた。うわっすべりな質問ばかりで高価なわりに内容が空疎でつまらなかった。近々古本屋に売ッぱらってやるつもり。
by hiroto_yokoyama
| 2006-02-13 22:54
| 映画
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