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20世紀フォックスの詐欺まがいの商法

 生れつき貰い腰が強くて自分でも嫌になる。二男にも遺伝してしまい「貰い腰病」はいまや家族全員の悩みの種だ。
 「今なら2枚買って必ずもう1枚もらえる!」というふれこみに欺されてわたしは『深夜宅急便』と『大列車作戦』のDVDを買った。小学生のように純朴な気持ちで購入証明マーク2枚を応募葉書にはって投函したのは1月9日のこと。希望のプレゼント商品は『ふるえて眠れ』だった。
 待っても待っても届かない。しびれをきらしてスタジオ・クラシック・プレミアム・クラブ事務局へ電話をした。どうせテープのいい加減な応答だろうと想像していたらなんと女の生の声。
 何かあればショボクレおやじ3人が雁首ならべて「申し訳ありませんでした」と最敬礼するあのテレビ画面さながらにこの女もわたしがいろいろ言っても「申し訳ありません」の一点張。こんなことブログで書いても仕方がないが腹いせだ。なにがどうなるものでもないが20世紀フォックスごときの商法に振回されて貴重な1日を棒に振るのはシャクなので書いてしまってこのことはもう忘れることにする。
 肝心の『ふるえて眠れ』がわが家にとどくのは何とこの夏の終り頃らしい。わたしはそれまで生きているのだろうか? 貰い腰が強いのも困ったものです。
by hiroto_yokoyama | 2007-03-16 10:34 | 映画
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