早く着いたので支援センターのチラシを手にとってながめているとオープン記念講演会「それでいいのか団塊人! “蕎麦打ちだけじゃモッタイナイ”」という不気味な文字が目に飛びこんだ。あ! あの静岡県出身の便秘体型のブスが食いつめて埼玉くんだりまで来てのさばっている、と嫌悪感と恐怖心にかられ即、帰ろうかと腰を上げたのだが県の職員だったK.K.さんがあらわれ気持よく応対してくれたので無駄足にならずにすんだ。
K.K.さんは60歳。もう1つKがつくと危険な集団と同じになるが、K.K.さんは2つだから安全。なんとわたしのたわごとを1時間50分も聞いてくださった。しかも連休明けまでにはまとめてくださるという親切さ。ありがたい。
去年の6月にはさいたま芸術劇場に年よりの芝居の稽古を見に行って嫌な思いをしたが今回は行政に何も期待しないでダメもととわりきっているのでメモをとりながら話を聞いてもらったというだけで大収穫なのだ。
さいたまゴールドシアターは俳優を養成するという目論見のようだがわたしは福岡で中途半端におわった映画塾をこの埼玉で団塊世代相手に復活させるのはどうだろうとさっきから思いはじめている。