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大保木輝雄氏の講演会『武芸の達人たちを斬る』を聞きに行った

 埼玉大学教育学部教授が4月から附属中学校の校長先生になられたらしい。川口のあのストーカー校長みたいな人だったら嫌だなと思っていたら大違い。1時間半の話が2時間近くなっても誰も席を立つ人がいなかった。
 わたしはメモをとりながら話を聞いた。たいへん勉強になった。長谷川伸『相楽総三とその同志』を知って以来関東武士のことをもっと知りたいと思っているが大保木先生の話もたいへん刺激的であった。「もののふ」はただ剣を振りまわすばかりでなく剣そのものになろうとしたというのが印象深いし、剣道を明治維新以来2度にわたって禁じられ日本人は背骨を引き抜かれてしまったのではないかという説にわたしは賛成だ。魚の鮎を食うのに背骨を上手に引き抜いて食う食い方をテレビか何かで見た記憶があるが日本人は鮎であってはならない。(わたしは鮎が嫌いだ)
 きょうは大保木先生のお話におおいに励まされました。
by hiroto_yokoyama | 2008-04-19 20:21 | ブログ
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