年齢と名前と住所しか知らない人が撮った映画をまじめに見るのは今回が初めて。これまで同様の作品を見る機会がなかった訳ではないが本気で見る気がしなかった。こちらの目線が高いところにしかなかったせいだ。
この方の映画でも言っていることだがこれからの映画はどこへ行くのか。わたしは劇場で見る映画というものはもしかしたら無くなるのではないだろうかと思っている。でなければ劇場用映画というものはきわめて特殊なものになってゆくに違いない。
わたしはと言えば、この趣味人倶楽部の会員の方のようにすべてひとりで作る映画を自分でも作ってみたいのでこの方、あるいは同様の映画作りをしている方々から学んで、極端に観客を選ぶ映画、不特定多数の人間にではなく、わたしが見てほしい人たちにだけ見せる映画を模索しているので、今回の経験はとても参考になった。