きょうの讀賣新聞1面。(朝日新聞ではありません。讀賣です)「編集手帳」というコラムから一部、最後の部分まで引用させて貰う。
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朝日新聞阪神支局襲撃事件の〝実行犯〟を名乗る男性の手記を連載した「週刊新潮」が誤報であったことを認め、きょう発売の4月23日号に編集長名の謝罪記事を掲載するという……
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「これぞ秘宝のなかの秘宝」(嘘つき男の手記のこと、横山)
と称し、石ころを売った。〈古い貴金属店〉(発行元の新潮社のこと)
がなくした信用を取り戻すのは容易ではあるまい◆老舗の暖簾(のれん、ルビ)
に心を許し、息を詰めて食い入るように手記を読みふけったひとりである。ばかなことをした。
わたしは今日発売の「週刊新潮」はもう買わない。立ち読みなど、みっともないことも絶対しない。新潮社の新刊もすべて買う気をなくしてしまった。過去の出版物でどうしても必要なものは古本屋で探して安いものなら購入するかも知れないが図書館で借りてなるべくなら済ませようと決心した。