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裸足のイサドラとアベベ選手

 わたしはアテネ・オリンピックがはやく終わらないかと念じている。テレビとパソコンが売れたか売れなかったか知らないがオリンピックはつまらない。なぜこんなことを書くかといえば女子マラソンの野口選手の履いていた靴は神戸の会社の製品らしい。金メダルを取ったとたんにその靴メーカーに「野口選手の靴がほしい」と予約が殺到したという新聞記事を見た。「なるほど、ヘェー」と勘の悪いわたしはその時思っただけだったのだが、さっき気がついた。
 昭和39年(1964年)東京オリンピックの男子マラソンの金メダルはアベベというアフリカの黒人選手だった。たしかアベベはあのとき裸足で42.195メートルを走って優勝した。「はだし」で、ですぞ。わたしは感動とかいうものを通り越して、次の日から学校に裸足で通った。みなに馬鹿にされたが1ヶ月は続けたと思う。わたしのなかでオリンピックはあの時終わった。
 裸足で踊ったダンサーがイギリスにいたらしい。高田馬場の名画座で『裸足のイサドラ』という映画をむかし見た。監督は『孤独の報酬』という映画を撮ったカレル・ライスではなかっただろうか? イサドラを演じたのはバネッサ・レッドグレープだった(これも不確かです。どなたか映画好きのブロガーの方が調べてくださればそれでいい)。彼女はトニー・リチャードソン監督の奥さんだった人。そんなことはどうでもいい。映画は長いだけでわたしにはちっとも面白くなかった。
 わたしが言いたいのは裸足で踊ったり、走ったりすることが「記録」などよりわたしの記憶に残っているということ。素足で踊るダンサーはイサドラ・ダンカンだけではないかも知れない。ダンスはスポーツとはちょっと違うだろうから裸足で踊ると聞いたらわたしはその人の踊りを入場料払ってでも見に行くかもしれない。マラソンで靴も履かずに金メダルを獲ったのはアベベの先にもあとにもアベベだけ。わたしにはクーベルタンのオリンピックはアベベでとっくに終わっているとしか思えない。
 へそ曲がりなことを言ってしまいました。ブロッガーの方々はきっとほとんどが反論のある人ばかりだとお察しいたします。武士の情け、どうかわたしをそっとしておいてください。それでも許せないという方がいらしたら、仮名とか匿名ではなく実名でコメントください。とことんブログで論争しましょう。
by hiroto_yokoyama | 2004-08-29 21:40 | 独言
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