きのう晩ご飯のときテレビでニュースを見ていた。通り魔事件の被告はなんとわたしの息子(長男)と同じ年らしい。佐木隆三氏も同様のコメントをなさっていたがきょうの毎日新聞27面に芹沢俊介氏の談話記事が載っている。題して 「彼」を生む社会とは。拝読してなるほどと思ったので後半部分を引用させていただく。
……加藤被告のように携帯に依存したり、派遣で働いたり、友達や彼女がいない青年は珍しくない。若い人たちと交流する機会があるが、同じような悩みや不安定さを抱えて自信を見いだせず、被告の孤独に共感していた人もいた。そういう意味で加藤被告は特異な存在ではなく、どこにでもいる若者の一人だ。 彼はなぜ凶行に及んだのか。初公判ではまだ十分に解明されておらず、そうした問いを深めていく裁判にしてもらいたい。彼のような存在を生み出す社会は何なのか、丁寧に解きほぐしていく作業が必要だ。(談) もうひとつ。 きのうの毎日新聞夕刊11面には事件のとき「救助中に腹部刺された 元タクシー運転手湯浅洋さん」の記事にも心を動かされた。こちらは前半部分を引用する。 タクシー運転手として勤務中、事件に巻き込まれた湯浅洋さん(56)は事件当日、加藤被告のトラックが交差点に突っ込んで次々と人をはねる光景を目の当たりにした。タクシーから降り、倒れた人に近寄って声を掛けていると、ドンという衝撃を感じた。腹部が熱くなったかと思うと血があふれ出し、激痛で意識を失った。ダガーナイフが横隔膜に達する大けがだった。いったん復職したが、痛み止めの薬を飲みながら勤務するのは難しく、昨年9月に退職。現在はハローワークに通う。……【安高晋、神澤龍二】 なんとも言いようがない。
by hiroto_yokoyama
| 2010-01-29 07:53
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